■原田葵アナが『めざまし』新MCの大本命も“課題”が……

 井上アナが卒業するとなると、女性MCの交代は4年ぶり。これまで『めざましテレビ』からは、八木亜希子(59)、小島奈津子(56)、高島彩(45)、加藤綾子(39)などのフジテレビを代表する看板アナウンサーを次々と輩出してきた。

 井上アナに代わる新MCは誰になるのだろうか――。民放キー局関係者はこう話す。

「小室アナは空気が読めて、アドリブもきく。アナウンサーとしてのセンスがよく、“アヤパン”こと高島さんを彷彿とさせる仕事ぶりが高く評価されています。

 そんな彼女に白羽の矢が立つ可能性もゼロではないでしょうが……現時点ではもう1人の若手エース候補・原田葵アナ(24)が“本命”だと言われていますね。現時点では、原田アナの『めざまし』新MC就任の確率は、80%ほどといったところではないでしょうか」

 原田アナは、元櫻坂46(旧欅坂46)という異色の経歴を引っ提げて23年4月にフジテレビに入社。同年6月に『めざましテレビ』に生出演し、番組史上最速となる入社2か月半でのデビューを飾った。現在は同番組にリポーター、フィールドキャスター、エンタメキャスターなどのポジションで出演している。

「トップアイドル出身ですからビジュアルは当然ながら抜群ですし、カメラ慣れもしている。フジ上層部も“いずれは『めざましテレビ』のMCに”という思いで原田アナを採用したはずです。

 ただ、まだ入社2年目で経験不足だという指摘もある。漢字の読み間違いも多々ありましたよね」(前同)

 10月28日放送のバラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)に出演した原田アナは、難読漢字や噛みやすいワードが入ったニュース原稿を読む企画に挑戦。「今朝も読んできましたので、ニュース」と自信満々だったものの、埼玉県加須市を「かす市(※正しくはかぞ市)」と読み間違えてしまった。

 さらに「派出所と駐在所」を「はでしょとちゅうざいじょ」と読み、先輩の榎並大二郎アナ(39)が頭を抱えてしまう場面もあった。

「原田アナは、フジテレビの“朝の顔”である『めざましテレビ』の看板を背負っていく覚悟もまだ固まっていないと聞こえてきていますね。まぁ、入社2年目のアナウンサーにそれを求めるのは酷ではあるのですが。

 つまり、まだ『めざましテレビ』の新MCは決定事項ではないと。局内に小室アナを強く推す人が一定数いれば逆転する可能性もゼロではないでしょう。現時点では大本命が原田アナ、対抗が小室アナといったところではないでしょうか」(同)

 来春、『めざましテレビ』からの卒業があると噂される井上アナ――次のフジテレビの朝の顔を任されるのは、大本命・原田アナ、対抗・小室アナのどちらなのだろうか……。