■ついに流れた『ACジャパン』のCM
中居が“全カット”された7日放送の『仰天ニュース』では、「いよいよマズい」(民放キー局関係者)という声が上がる出来事があったという。それは、番組中盤でACジャパンのCMが流れたこと。
テレビ界では、出演タレントの大きな不祥事や、震災・事件が発生して企業がCMを自粛した場合、穴埋めとしてACジャパンのCMに差し替えるのが通例となっている。
2023年12月末発売の『週刊文春』(文藝春秋)に、ダウンタウン・松本人志(61)の女性トラブルが報じられた際も、松本の出演番組のCMがACジャパンのものに差し替えられたことが記憶に新しい。松本は24年1月8日に、報道を事実無根とし、裁判に注力するために芸能活動を休止。同年11月に訴えを取り下げたことで裁判は決着したが、いまだ地上波テレビに復帰は果たしていない。
「番組に出演しているタレントに重大な不祥事があった際、“うちのCMを使わないでくれ”となるスポンサー企業が出てくるんです。
この場合、企業側はすでにテレビ局にCM代を払っていて、そのお金は返金されない。つまり、“契約分のお金は払うが、それでもCMを流さないでほしい”ということで、スポンサー企業に強く拒絶されているに等しい。これは重大な事態で、スポンサー企業とテレビ局の今後の関係につながる話です。
ダウンタウンの松本さんは文春との裁判に注力するために活動を休止したわけですが、休止のもうひとつの要因として、レギュラー番組のCMがACのものに代わってしまい、局サイドに迷惑がかかってしまうと考えたことも大きかった、とも言われています。
そして、中居さんの女性トラブルを巡って、『仰天ニュース』でも差し替えがあった。これはもう黄色ではなく赤信号が点灯していると言えます。
テレビ関係者の間では、騒動が報じられた当初から、今回の事態でスポンサーが撤退するようなことがあれば、中居さんが番組スタッフや放送局に迷惑がかかるという自責の念から“引退を決断してしまうのではないか”――という声が上がっていましたが、いよいよそれが現実味を帯びてきているということですね」(前同)
『仰天ニュース』の視聴者からも、
《中居正広さんは1度も映らなかったのね…ACジャパンのCMが流れたのはCM流す企業がなかったとか取りやめたとかそんな感じ?》
《CMがACジャパンになってたという事は スポンサーも引いてしまったんでしょうな。 テレビCMも番組のイメージを引きずる可能性あるし》
《世界仰天ニュースACジャパンCM発見 中居部分全部カットか》
といった声がXに寄せられている。
あまりに大きい中居の“解決金9000万円”女性トラブルの影響。果たして、国民的タレントの今後は――。