2024年10月に、JR中央線快速にグリーン車が導入された。中央線は本数が多いわりに、沿線の人口密度が高いため、ラッシュ時は常に満員状態。4、5両目にグリーン車を連結し、12両編成となることでラッシュの緩和も見込まれている。

 人が密集する満員電車はストレスも多く、乗客同士のトラブルも起きやすい。そこで今回は10~30代の男女100人に「満員電車で気をつけていること」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第10位は、匂いに気をつける。

 人との距離が近い満員電車では、匂いにも気をつけたい。清潔感を保つことはもちろん、柔軟剤や香水による“香害”も人にとっては不快かもしれない。

「匂いは気持ち悪くなったりするから注意している」(36歳/女性/主婦)

「体臭、マスク、手荷物持つ姿勢、立ち位置など。自分がされて不快に思うことは気をつける」(36歳/男性/デザイン関係)

 第8位には、踏ん張る、トラブルに気をつけるが同率ランクイン。

 ひどいときは足の踏み場もなく、小柄な人だと体が浮いてしまうほどの満員状態なこともあり、そんな中で転んでしまうと大けがをするかもしれない。また周囲の人も巻き込んでしまうので、どこにもつかまれない場合、「踏ん張る」という人もいた。

「迷惑になるから極力バランスをとって倒れないようにする」(34歳/男性)

「ドアが空いたときに押されて転ばないようにしてます。一度倒れて踏まれそうになりかけ大変な目に合ったから」(33歳/女性/主婦)

「急停車で転倒するのが怖いからできるだけつり革につかまるなど、踏ん張る」(34歳/男性/営業・販売)

 みんな我慢している満員電車ではちょっとしたきっかけで乗客のストレスが爆発、トラブルになることもあるため、それを避けるように気をつけているという声もあった。

「なるべくキョロキョロしない。変な人に見られたくない」(26歳/女性/デザイン関係)

「マナーが悪いと思われるのでスマホを触らない」(30歳/女性)

「面倒くさいことになるからトラブル起こさない」(32歳/男性)