■「はっきりさせて」宮根誠司もフジテレビに苦言
3月末をもって『だれかtoなかい』が終了し、『Mr.サンデー』が22時から1時間繰り上げ、21時からの2時間に放送枠を拡大すると複数のメディアが報じている。
『Mr.サンデー』の放送枠拡大に対しては、
《少し見るだけでも嫌なのに、2時間宮根誠司とかキツイな》
《宮根の顔と態度を2時間も見続けられる奴はすごいと思う 絶対観ない》
《宮根さんの番組は見ないなぁ~》
などと、特にMCの宮根への批判的な意見も少なくないが、その宮根が1月16日放送のレギュラー番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)に生出演。
17日にフジテレビが会見を行なうことをトップニュースとして取り上げたが、宮根は「多くの局員の方がいらっしゃる、外部スタッフの方もフジテレビでお仕事されている。私もレギュラー番組持ってますけど、出演する方々もここの部分をはっきりさせていただいた方が気持ちよく仕事ができるっていうか。モヤモヤっとしたままではっていうね」とコメントした。
「宮根さんも苦言を呈したフジテレビですが、記者会見に参加できる媒体をラジオ・テレビ記者会、東京放送記者会に加盟している新聞社、テレビ局、ラジオ局に限定していることにも厳しい意見が殺到しています」(前出の夕刊紙デスク)
会員以外のWEB媒体や週刊誌などからも会見への参加希望が殺到しているものの、フジテレビは「会場が狭い」という理由で「記者会加盟社のみ」で押し通そうとしていると報じられている。
今回は記者会から要望があって開催される会見となり、生配信や中継もNG。会見内容はフジテレビの公式サイトに掲載する意向だとされ、あくまでも通常の“定例会見スタイル”で行なわれるようだ。
これにはメディア関係者も疑問を呈しており、ラジオ番組『セイジドウラク』などに出演しているTBSラジオの澤田大樹記者も《TBSラジオとして、社長会見に参加できないかフジテレビに問い合わせましたが、記者会以外は「NHK、フジ、日テレ、テレ朝、テレビ東京、TBSテレビがオブザーバーで1名のみ入れる」とのことで、参加は認められませんでした》とポストしている。
フジテレビの会見の対応を受け、
《やましい行為があったから、質問をされたくない、忖度質問しか受けたくないから、参加を認めなかったということだろう》
《報道機関であるフジテレビがこんな閉鎖的な会見するのはおかしいしとても不誠実だと思います》
《マスコミ以外の企業がこんな対応したら物凄い批判するのにね。テレビ局ってそんなに偉いんですかね》
など疑念を抱く声、憤る声が殺到している。
1月14日にはフジ・メディア・ホールディングスの株を保有する米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めたほか、翌15日には昨年から外部の弁護士を入れて事実確認の調査を開始していることも明らかになったフジテレビ。港社長は17日午後の“中継NG会見”で何を語るのだろうか――。