清野菜名(30)の『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系/月曜よる9時)の第2話が、1月20日に放送される。13日に30分拡大放送の予定だった初回は、地震速報で一時中断するも、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は7.3%と好調な発進となった。ただ、主人公のキャラ設定などに不満の声が出ていたのだ。
同ドラマは、緊急通報の1本の電話で命をつなぐ、指令管制員(ディスパッチャー)たちを描く完全オリジナルストーリー。清野は、1度聞いた声は忘れない新人指令管制員・粕原雪を演じる。フジテレビでは『コード・ブルー』シリーズなどでお得意の救急医療ものだが、今回は消防局の通信指令センターという珍しい舞台が話題に。
第1話は、横浜市消防局司令課3係で粕原雪(清野)は、教育係・兼下睦夫(瀬戸康史/36)の指導を受けながら、「119番消防です。火事ですか、救急ですか」と通話を受ける。緊急性のない119番通報に対しては厳しい態度をとる兼下の様子を、係長・高千穂一葉(中村ゆり/42)は苦笑いで見ていた。
ある夜、通信司令センターに現れた主任・堂島信一(佐藤浩市/54)を、雪はあこがれの眼差しで見るが、それには、ある理由があった。そんな時、ネットカフェの火事に巻き込まれた男性客から、119番通報を雪が受ける。雪は男性を落ち着かせて非常階段へと誘導し、救助隊員が駆けつけたところで電話が切れ……という展開。
視聴者のX上の反響は、《電話だけで現場を想像し、救助に必要な情報を的確に聞き出すことが、いかに難しいかが伝わってきた》《指令管制員の仕事内容を丁寧に描きつつ、テンポ良くて1話から引き込まれた。司令課のチームワークが既にいい感じなのがもう楽しい》などと、あまり知られていない指令管制員の現場の描写が好評だった。