■「ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです」

 2019年7月、ジャニー氏が亡くなった際、ジャニーズ事務所所属のタレントがそれぞれ追悼コメントを出したが、長瀬は以下のようにコメントしていた。

《あなたは少年のような心を持った男でした。僕はあなたから教えてもらった遊び心とプロ意識でここまでやって来れた気がします。僕が音楽や作品にここまで情熱的になれたのも、あなたの作品や表現者に対する情熱を見てきたからこそだと思います。

ありきたりな言葉を言ったらつまらないと言うような男だとわかってるので僕なりに言わせていただきたきますが、あなたは最高です。最高以外の言葉が見つかりません。

ジャニーさんはカッコ良すぎるのでたぶん地獄行きです。

僕も地獄を目指している男なのでまた地獄で会いましょう。

それまでゆっくりお休みください》

 今回のドキュメンタリーを受け、ツイッターには、

《長瀬くんのコメント ジャニーさんは地獄行き、地獄で待ってろ 当時ロックだなって話題になったけど、本心なんじゃないかな?》
《長瀬智也がジャニー氏の訃報が出た後で地獄で会いましょうって言ってたのについて、ツイッタではかっこいいだの言ってる人たちが多かったけど、当時すでにジャニー氏に性加害受け裁判もした人がいたのを知ってる人らは納得感あったんじゃないかな》
《ジャニーさんの葬儀、集合写真で長瀬くん中指立てて草過ぎる》

 といったコメントが寄せられている。

■「ジャニー氏の闇ドキュメンタリー」は日本でも3月下旬に放送

 前出のワイドショー関係者が話す。

「ジャニー氏の闇の部分が報じられたことを受け、“たぶん地獄行きです”や“また地獄で会いましょう”という言葉に反応している人が少なくないんです。

 ただ、長瀬さんのコメントは2016年の主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のセリフで、メガホンをとった宮藤官九郎さん(52)も当時からそう説明していました。

 ですが、あらためて長瀬さんのコメントが注目されるほど、BBCのドキュメンタリーはジャニーズファンも憂慮する事態になっているということではないでしょうか……」

『捕食者:Jポップの秘密のスキャンダル』は日本でもBBCワールドニュースで3月下旬に放送予定。日本での放送後にはさらなる波紋を広げることになりそうだ――。