■第5位は『となりのトトロ』お父さん・糸井重里、『千と千尋の神隠し』釜爺・菅原文太、『借りぐらしのアリエッティ』翔・神木隆之介、『君たちはどう生きるか』青サギ・菅田将暉
第5位(4.0%)は、『となりのトトロ』草壁タツオ役の糸井重里、『千と千尋の神隠し』釜爺役の菅原文太、『借りぐらしのアリエッティ』翔役の神木隆之介、『君たちはどう生きるか』青サギ・サギ男役の菅田将暉。
1988年公開の『となりのトトロ』は昭和30年代前半の日本を舞台に、田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、子どものときにしか会えないといわれる不思議な生き物“トトロ”との交流を描いたファンタジー。糸井重里は、寝坊癖があり、頼りないが子ども心を忘れない陽気で優しいサツキとメイの父親・草壁タツオを好演した。
「小さい頃にたくさん見ていて、思い出に残っている」(27歳/女性/自由業)
「お父さんのキャラが好きだった」(27歳/女性/会社員)
「懐かしい。好きだったから」(28歳/女性/会社員)
2001年公開の『千と千尋の神隠し』は、不思議な世界に足を踏み入れた主人公の少女・荻野千尋が、両親を助けるために油屋で働きながら成長していく物語。菅原文太は、職人気質ながら根は優しく、さまざまな場面で千尋を手助けしてくれるキャラクター、油屋の地下のボイラー室を取り仕切る釜爺役を演じた。
「厳しさと優しさのバランスが伝わりやすく、釜爺というキャラクターに命を吹き込んでいた」(29歳/男性/会社員)
「おじいさんらしく、渋かったから」(23歳/女性/会社員)
2010年公開の『借りぐらしのアリエッティ』は、イギリスの女流作家メアリー・ノートンの『床下の小人たち』を原作とし、主人公の小人の少女・アリエッティから見た美しい世界や、人間の少年・翔との交流を描いたストーリー。神木隆之介が演じた翔は、病弱で大人びており、希望もなく生きている少年。しかし、アリエッティと出会うことで心境が変化していく姿を好演した。
「ジブリ映画を通して神木さんの成長が分かり、『借りぐらしのアリエッティ』で集大成が見られた気がする」(29歳/女性/パート・アルバイト)
「よく似合っていたし、声が好みだから」(22歳/女性/学生)
「声が良い。上手だった」(26歳/女性/会社員)
「声の雰囲気が良かった」(28歳/男性/会社員)
2023年公開の『君たちはどう生きるか』は、父親とともに田舎の「青鷺屋敷」に引っ越してきた11歳の主人公・眞人が、生と死が一体となった世界に迷い込んでいく姿を描いた冒険活劇ファンタジー。菅田将暉は人間の言葉を話し、主人公を不思議な塔へと導く青サギ・サギ男役を好演した。
「世界観と声のトーンが合っていた」(26歳/男性/会社員)
「声がキャラに似合っていた」(27歳/女性/会社員)