■過去には『文春』インタビューを巡りファンから総スカン

“改革者”である福田氏のSTARTO社CEO就任には、芸能界にまん延している“忖度”など悪しき風習の打破に期待する向きもあったが、当時から《#福田淳氏の社長就任反対》がXでトレンド入りするなど、ファンの間での反発は強かった。

「“ジャニーズ”というブランドがあまりにも唯一無二だったこともそうですが、過去に福田氏がジャニーズに批判的な投稿をしていたことなど、SNSでの発言が掘り起こされ、それが原因で反発を招いたところもあります」(前出の女性誌編集者)

 また、『週刊文春』(文藝春秋)で独占インタビューに応じた姿勢も、ファンの間で問題視されていた。

「2023年12月、福田氏がSTARTO社のCEOになると正式に発表されてから、初のインタビューが文春だった。しかも、新事務所の方針などファンが抱く疑問点を説明する内容でありながら、電子版での有料記事だったんですよね。

 その後も24年12月、“ジュニアのデビューの決め方”、“の活動再開”など、やはり多くの重要なことを会見やファンクラブ向けサイトなどではなく、文春の有料記事で語った。このやり方に、一部ファンは強く反発しているんです。ジュニアのデビューに関しては、今年1月6日にSTARTO社の公式サイトで、外部の有識者との会議を経た『暫定報告書』を公開はしていますが」(前同)

 福田氏の対応には、

《福田社長には、ジュニアの育成とメジャーデビューについてどう考えているのか、きちんと信頼のおける媒体で話してほしいです。文春などではなく》
《社長就任で最初の仕事が文春インタビュー(有料記事)ってどんだけファンのこと馬鹿にしてんだよ福田淳》
《新社長がファンクラブの前に文春の有料記事で今後の展望を話す企業》

 といった厳しい声も寄せられている。

「ファンの間ではずっと福田氏への不満が溜まっている状態だったのです。そんななか、事務所の大看板のスノストの大事なデビュー5周年記念日に“路チュー”が報じられてしまったわけで……。ファンからの信頼を取り戻すのは、しばらくは難しそうな感じがしますね」(前同)

 タレントも、ましてや事務所スタッフの恋愛が自由なのは間違いないが、ファンを怒らせて得することはないだろう。