任天堂は1月16日、次世代機となる家庭用用ゲーム機「Nintendo Switch 2」の予告映像を公開。Youtubeにアップされた動画の再生数は驚異的な伸びを見せ、わずか1週間で600万回を突破する注目度を見せつけた。
公開された映像の中には前世代の特徴を継承しつつ、より洗練されたデザインの機体がお披露目。さらには『マリオカート』の新作らしきものもお目見えした。
では今回の予告は専門家の目に、どの様に映ったのか。実際に聞いてみた。
「進化というよりはバージョンアップという感覚に近い印象です。携帯ゲーム機市場はスマホゲームが全盛ですし、家庭用機はプレイステーションのようにハイエンドにしてしまうと、一般層が手に取りにくい。その中間を狙うというのは現時点の最適解なのでは」
こう語るのは、ゲームやアニメのニュースサイトを運営していたクンダリーニ林田氏だ。
予告は2分弱の映像だが、新たな機能と思わしき部分も映し出されていた。
「コントローラーの動作が、マウスパッドに近い動きと見受けられたので、光学マウス的な動きが可能かもしれません。もしそうであれば前作とは大きな相違点。スプラトゥーンの新作など、シューティングゲームの操作性がより広がるでしょう」(前同)
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さらに今回の機体は、前世代の課題だった部分の改善点も見受けられるという。
「外れやすかったコントローラーをロックする形になりました。例え子供が激しく振り回したとしても外れる心配はなくなるでしょう。モニターの支えも大きくなって安定感が増し、寝かせて使うことも出来そうなのでタブレットの様な使い方も出来そうです」(同=以下コメントは林田氏)
一方で、新機種発売にあたり、懸念点もあるという。
「違法転売は避けられないでしょう。任天堂も悩ましいところだとは思いますが、各小売店が対策してほしいところ。ただ任天堂は、ある程度量産体制が整えば一気に市場に流すはず。例年、一年くらい経つと、流通も落ち着いてくるので、一般ユーザーの手にも届くでしょう」
ここで林田氏に、今後発売を期待する注目のタイトルを聞いた。