タレントのヒロミ(59)が1月28日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)に生出演し、女性トラブルにより芸能界を引退した元SMAPリーダー・中居正広(52)宅で行なわれたバーベキューパーティーに参加したことを認め、経緯を説明した。

 被害女性が“意に沿わない性的行為を受けた”とされ、9000万円もの巨額解決金を払って示談していたと報じられた中居のトラブル。中居は23日に芸能界からの引退を発表。フジテレビの幹部社員A氏が関与しているとも報じられ(同局は否定)、27日にはフジテレビ上層部が約10時間半にわたって記者会見を行なった。

 会見には港浩一社長(72)、嘉納修治会長(74)、遠藤龍之介副会長(69)、フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)の金光修社長(70)、港氏に代わり新社長に就任するフジHD・清水賢治専務(64)が登壇し、冒頭に港氏と嘉納氏が辞任することなどが発表された。

「2度目の会見は10時間超及び大紛糾。幹部社員A氏が関与しているのかどうか、トラブル発覚後も『だれかtoなかい』(フジテレビ系)を続けたことなどが問題視され、さまざまな質問や怒号が飛び交いました。また、取材する記者側が持論を展開するように長々と質問したり、個人の特定につながるようなことを執拗に聞こうとする姿勢には批判が殺到しています。

 そんな会見で特に質問が多かったのが、“フジテレビのドン”フジサンケイグループ代表の日枝久取締役相談役(87)の責任問題。日枝氏に関する質問には、港社長はじめ登壇した上層部も言葉を濁すばかりでしたね。まさに腫れ物に触るような扱いで、あらためて日枝氏がグループ内での絶対的権力者であることも浮き彫りになりました。

 港社長と嘉納会長が辞任し、遠藤副会長も第三者委員会の報告書が提出される3月末をめどに辞任する意向だとも報じられています。そんななか、日枝氏の処遇はどうなるのかにも注目が集まっていますが、まず第三者委員会が着手することになりそうなのがトラブルに幹部社員のA氏が関与していたかどうかですよね。

 そして今、注目されているのが、中居さん宅で行なわれたというバーベキューパーティーです。1月25日配信の『週刊文春 電子版』では、女性トラブルが起こる数日前の23年5月に中居さんの自宅でバーベキューパーティーが開催され、被害女性のX子さんも参加し、幹部社員A氏から“今後の仕事につながる”といったことを言われていたと報じられました」(ワイドショー関係者)

 27日の会見ではフジテレビの広報が、「当該食事会の前の5月に社員Aが中居氏宅で行なわれたバーベキューに女性を誘い接待要員のように扱って参加したとされています。これについては社員への聞き取りの結果、社員Aが女性に声をかけて中居氏の所有するマンションで、バーベキューに参加したことが確認されました」と幹部社員A氏とX子さんが参加していたことを認めていた。