広瀬すず(26)主演の連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系/金曜午後10時)の第2話が、1月31日に放送される。24日放送の初回は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.8%で、同枠前期の話題作『ライオンの隠れ家』の初回5.1%を大きく上回る好発進。配信サービス・TVerのお気に入り登録数も、69.3万(1月31日午後5時現在)と急増している。

 同ドラマは、浅見理都氏が女性漫画誌『Kiss』(講談社)で連載中の同名作品が原作。元警察官の父親・山下春生(リリー・フランキー/61)を殺された女子大生の娘・小麦(広瀬)が、父が遺した手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。広瀬と松山ケンイチ(39)ののバディに注目が集まったがーー。

 第1話は、クリスマスイブの夜、心麦は2人きりの家族である父・春生と、なじみの屋台のラーメン店でラーメンを食べると、春生と別れて大学のサークルの飲み会へ。「終わったら迎えにいく」と言っていた春生だが、待ち合わせ場所の駅前におらず、電話にも出ない。しかたなくひとりで帰ると、小麦を待っていたのは、燃えさかる我が家と春生の訃報だった。

 春生は殺害されていて、犯人は22年前に家族6人が殺された、東賀山事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳/66)の息子・友哉(成田凌/31)。小麦が屋台を訪れると、店主・染田(酒井敏也/65)から春生に託されたという手紙を受け取る。そこには友哉を含む複数の人物の名前と、自分が殺された場合、逮捕された人物は“冤罪”だと書かれており……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《曲者キャラ大渋滞状態で面白かった》《キャラ説明不足がいい意味での不穏感で、予想しがいのあるドラマ》《弁護士の松ケンは原作とは雰囲気が違うと感じたけど、たしかに現実にいたらこんな感じだなと思う。あと広瀬すず、強い。原作まだまだ途中なんだけど最後どうなるんだ……》など、演者、脚本、演出に多くの称賛の声があった。