赤楚衛二(30)主演の連続ドラマ『相続探偵』(日本テレビ系/土曜午後9時)の第2話が、2月1日に放送される。1月25日放送の初回は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が7.3%と上々な数字。一方、配信ではTVerのお気に入り登録数が34.2万(2月1日午後6時現在)と伸び悩んでいる。

 同ドラマは、原作・西荻弓絵氏、漫画・幾田羊氏による同名コミック(講談社)の実写化。遺産相続専門探偵・灰江七生(はいえ・なお/赤楚)が、相続にまつわる難解な事件を解き明かし、故人と遺された人々の絆を見つめ直す、痛快ヒューマンミステリー。クセ強な役に挑む、赤楚に注目が集まっている。

 第1話「或る小説家の遺言」では、灰江が東大法学部出身の弁護士として活躍していたが、ワケあって弁護士会を追われていることが明かされる。そんな灰江が、休学中の医大生のアシスタント・三富令子(桜田ひより/22)と元警視庁科捜研のエース・朝永秀樹(矢本悠馬/34)と共に、どんなトラブルも解決に導くが、なぜか事務所の経営はいつも火の車だ。

 ある日、灰江は、大物ミステリー作家・今畠忍三郎(橋爪功/83)が残した、莫大な遺産をめぐる相続トラブルの現場に遭遇。今畠の遺産は、市香(佐藤仁美/45)、双葉(うらじぬの/35)、美樹(松井愛莉/28)の三姉妹に渡ると思われたが、今畠はビデオメッセージに衝撃の遺言を残していて……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《赤楚衛二は元々漫画的な表情や動きをするのが上手い俳優だけど、相続探偵の「変人」役で新境地を開く予感》《赤楚衛二は一瞬たりと同じ表現がなく変幻自在、オーバーアクションすぎたら引いてしまうのに、絶妙なところを声色や仕草で駆け抜ける》など、赤楚に関するものばかりだった。