バカリズム(49)脚本、市川実日子(46)主演の連続ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系/日曜よる10時30分)の第4話「自力」が、2月2日に放送される。1月26日放送の第3話までは、ゆるい日常系ドラマが続いていたが、ようやく物語が動き出しそうだ。

 同ドラマは、富士山の麓にある富士浅田市で、ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川)が、ひょんなことで宇宙人・高橋(角田晃広/51)に出会ったことから物語が展開する、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディ。張り巡らされた伏線が、いよいよ繋がり始めてきている。

 第3話「生き返る」は、土曜日の昼下がり、仕事が休みの清美、美波(平岩紙/45)、葉月(鈴木杏/37)の3人は、高橋を誘って地元の飲食店に集合。ついさっきスマホを買い替えたばかりの美波が、スマホの保護フィルムを宇宙人の能力できれいに貼ってもらっていると、偶然、清美の同級生・綾乃(木南晴夏/39)が来店する。

 5歳の娘・りつを連れた綾乃と、一緒にテーブルを囲むことになった清美たちは、幼なじみの集まりに高橋がいることの不自然さをごまかしながら、なんとかその場をやり過ごそうとするが、スマホが床に落下しそうになるのを、ものすごい反射神経でキャッチしたり、高橋はことあるごとに能力を使ってしまい……という展開。

 今回も、「SOSランプ」を出したタクシーに遭遇するなど、不測の事態は発生するものの大きな事件にはならず、清美たちの会話劇を中心とした、これまで通りの日常系ドラマだった。だが、ホテルの宿泊客の言動、選挙カーとポスター、タクシーの後部座席に乗っていた客など、さまざまなヒントが散りばめられ、今後を期待する声は多い。