芳根京子(27)主演の火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系/毎週よる10時)の第4話が、2月4日に放送される。1月28日放送の第3話は、平均世帯視聴率(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)が6.0%と、前回からややダウン(0.5ポイント)したが、配信サービス・TVerのお気に入り登録数は68.7万(2月4日午後4時現在)と、数字を伸ばしている。

 同ドラマは、水谷緑氏の同名コミックエッセイ(KADOKAWA)が原作。医師1年目の研修医・若月まどか(芳根)が、令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で、同期の仲間たちと励まし合いながら、医師として女性として、人生と向き合う濃厚な2年間を描く成長物語。TBSの“火曜10時”枠にしては、恋愛要素が少なめとなっている。

 第3話は、まどかと同期の研修医たちが、それぞれ新たな科に配属された。まどかが配属された消化器内科では、指導医・手塚冴子(木村多江/53)と消化器外科医・西山(赤堀雅秋/53)が、患者の治療方針をめぐって言い争っていた。ドラマのようなやりとりに、羨望のまなざしのまどかだったが、実際の冴子の指導はとても厳しかった。

 ある日、まどかは腹痛を訴える外来患者・中山勇人(小久保寿人/40)の診察に立ち会う。付き添っていた中山と妻・美波(田畑智子/44)や、幼い娘との仲睦まじい光景に、笑顔になるまどかだったが、その後の検査結果は、スキルス胃がんで余命わずか。まどかは医師として逃げられない、ツラい現実と直面することになり……という展開。

 X上の反響は《医療ものだけどポップな印象にまとめつつ、未熟な研修医と指導医たちを対立させて無駄に争わせるとかはなく、それぞれの考えのすり合わせを面倒くさがる脚本じゃないのが良いし、医者と患者や同期同士もだけど、“人と向き合う”を丁寧に描いてる》などと、多くの称賛の声が。