■『イッテQ!』は危機を直前回避 放送していたら大問題化必至
1月23日の『ダウンタウンDX』は、放送開始3時間前に《今夜のダウンタウンDXは放送内容の予定を変更し2024年5月9日の再放送をお送りします》と告知し、24年5月の番組がそのままオンエアされることとなった。
この対応に、
《ダウンタウンDX急きょ再放送に切り替えってなんで?》
《なんで今日のダウンタウンDX再放送なの?中居正広関連?》
と疑問を呈する声が寄せられた。
「1月23日の番組では、出演者の誰かが中居さん絡みの話をガッツリとしたのか、女子アナの接待や飲み会をイメージさせるようなトークがあったのか……何かしら中居さんのトラブルに関連することが直前に発覚し、放送内容を差し替えることになったのでは、とささやかれていますね。
日本テレビは、テレビ朝日に『2024年年間平均視聴率』で完敗を喫してしまい、“打倒・テレビ朝日”を掲げていますが、25年早々、中居さんのトラブルの余波などで局内が混乱してしまっているようですね……」(前出の制作会社関係者)
テレビ朝日は1月2日、「2024年年間平均視聴率」(2024年1月1日~12月29日で、個人全体・世帯ともに3冠(全日帯・ゴールデン帯・プライム帯)を獲得したと発表した。
「打倒・テレ朝のためには高い視聴率を取っていくことが必要になってくるわけですが、渦中の『仰天ニュース』は世帯視聴率8%ほど、個人5%ほど、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も4%ほどと、良い数字を取る番組なんですよね。
ただ、中居さんが降板してMCは鶴瓶さん1人に。VTRが中心の番組ですが、ダメージゼロとは言えない状況にあるのではないでしょうか」(前同)
そして『イッテQ!』は、1週間の全局全番組の中で最も高いコア視聴率を取る“お化け番組”として知られる。
「1月26日も世帯は10.4%と2ケタ超え。個人7.7%、コアに至っては7.4%とやはり全局の全番組で断トツのトップでしたからね。2月2日の番組が総集編となったのは痛恨の事態とも言えるでしょう。ただ、“放送を回避できてよかった”と日テレ内でも安堵の声が上がっているといいます。
内容が内容なだけに、そのままオンエアしていたら批判が殺到し、大問題に発展していた可能性は高いでしょう。どうやら、放送当日、本当にギリギリのタイミングで気づいたとか。放送内容を予告したところ、視聴者から問い合わせがあって……といった話もされていますね。
ガンバレルーヤの奮闘はお蔵入りになってしまうでしょう。そして今後、同番組では企画の制作過程が検証されていくのでしょうが、回避できたのは良かったと思っている関係者は少なくないでしょうね」(同)
“中居トラブル”は大きなうねりとなり、さまざまな余波を生み出している。それは、フジテレビのみならず、日本テレビをはじめとする他局にも少なくない影響もたらしているようだ。