日々、若者文化やトレンドの最先端を研究するトレンド現象ウォッチャーの戸田蒼氏は、「今、中年男性の間ではメンズの腸活が一大ブームになっている」という。
近年、「メンズの腸活」が中年男性を中心に話題となっています。
1月26日に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)では、腸活ブームの火付け役である美腸プランナーの加治ひとみさんが登場し、腸活授業を行いました。
腸活とは、毎日の食事内容の見直しや適度な運動によって、腸内環境をより良い状態に整える活動のこと。腸内環境とは、腸内にいる細菌のバランスを指し、別名「腸内フローラ」とも呼ばれています。腸内には100兆個以上の腸内細菌が存在。「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分類され、理想的な腸内細菌の割合は、「善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7」と言われています。つまり、善玉菌が優勢で腸内が酸性に保たれている状態が、最適な腸内環境ということになります。
腸活の具体的な方法としては、発酵食品や食物繊維を積極的に摂取すること、ストレスを減らすこと、規則正しい生活を送ることが挙げられ、腸揉みというマッサージも便秘解消に良いそう。
番組内での加治さんの説明によると、腸内には免疫細胞の7割が集まっていて、腸内細菌の餌となる納豆などの発酵食品は朝食ではなく夕食に摂るのが効果的。白湯で体温を高くすることで代謝を大幅にアップさせることもできると紹介されました。