子役で歌手の“ののちゃん”こと村方乃々佳ちゃん(6)のYouTubeチャンネルで2月5日に公開された“姉妹ゲンカ”動画が、波紋を広げている。
注目されているのは、《【くら寿司50貫】50万人突破を記念してお寿司パーティーをしていたらまさかの事態に発展してしまいました...》という動画でのワンシーンだ。パーティーを終え、乃々佳ちゃんが歌って締めくくろうとするその時、隣に座っていた妹で、“ひーちゃん”こと日那乃(ひなの)ちゃん(2)が乃々佳ちゃんの髪の毛を引っ張り始めたのだ。
「ののちゃんは最初は笑っていたものの、髪をしっかりつかんで離さないひーちゃんの力に我慢ができず、“痛い痛い痛い痛い!”と悲鳴を上げました。“やめて”と言い、ひーちゃんの手をなんとか引き剥がすのですが、再びひーちゃんはののちゃんの髪を引っ張りました。そんなひーちゃんに対し、堪忍袋の緒が切れたののちゃんが“やーめろ!”と髪を引っ張り返す仕返しをしたのです」(WEBメディア編集者)
するとひーちゃんは大泣き。そのシーンでは《ねえねの痛みを知りました》とのテロップが流れた。
「母親としてはケンカで学ぶこともあるという姿勢のようです。母は“ひーちゃん痛かったね”“髪の毛2本抜けちゃったよ、かわいそうに”などとひーちゃんに寄り添いつつ、ののちゃんに“なんで怒ってたの?”と静かな口調で問いました。
お母さんがひーちゃんをあやす間、憮然とした表情だったののちゃんは、“ひーちゃんが最初に髪引っ張って、笑ってやめてって言ったのにやるから……”と怒った理由を説明するものの、お母さんはその『言い分』には反応せず、“ひーちゃんも痛かったけどねえねも痛かったって”と、ひーちゃんに向かって話しかけました。その後、お互い謝るという展開になったんです」(前同)
結果的に姉妹は仲直り、きょうだいゲンカならどの家庭でもよくある日常の一コマに過ぎないかもしれないが――。
「ただし、これは親の目の前で起こった事件であり、再生回数が多ければ多いほど収益化につながるYouTube動画。乃々佳ちゃんが一度我慢したことには称賛の声が多数寄せられましたが、一方で“先にやられた”側である乃々佳ちゃんへのケアがなかったように見えたことには疑問の声が殺到しました」(同)
切り取られた当該シーンを見たXユーザーからは、ケンカを止めずに撮影が続行されたことについて、
《撮れ高って思ったんかな?》
《ののかちゃん謝らさせられて、しかもそれを撮影されてアップされるのは辛すぎる》
《母親がすぐひーちゃん止めればののちゃんはそのまま笑って許せたしひーちゃんも痛い思いしなくて済んだよね…》
《金儲けのために子どもの動画をアップするのは、もはや児童虐待だと思います》
など、きょうだいゲンカをコンテンツとしてYouTubeにアップする親のリテラシーが疑われ、批判が殺到したのだ。
これがXでトレンド入りしたことがあってか、当該動画のサムネイルが変更された。炎上前のサムネイルはののちゃんがひーちゃんの髪を掴む場面の写真で、《我慢の限界》《ののちゃんガチギレ》というキャプションが付いていたが、現在は姉妹がお寿司を前に笑顔を浮かべる画像に変えられている。