元SMAPリーダーで国民的タレント・中居正広(52)に取り沙汰された女性トラブルと、そのトラブル対応を巡って厳しい意見が寄せられているフジテレビ。
お笑いタレントの明石家さんま(69)が2月9日、ラジオ番組『明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト~その出来事は突然に!~』(ニッポン放送)で、渦中のフジテレビに言及する場面があった。
かねてより芸能スキャンダルが起こるたびに記者から直撃取材を受けてきたと振り返ったうえで、さんまは「今は俺のところに来るよりも、もう記者はほぼ……アナウンスの人たちは大変みたい」とフジテレビのアナウンサーらに取材が殺到していると明かした。
また、「局のアナウンサーみんなにくっついて“何か一言でも言っていただければ”っていうことやねんけど、答えようもないし。たまに答えるやつがおるんやろうな。だから行くんだろうけど」とコメントした。
元フジテレビアナウンサーの八木亜希子(59)にも触れ、「この番組やると八木がいつも挨拶に来てくれるけど、昨日、LINEが来て《すみません、今回行けません》って」とメッセージが届いたとも語った。
「中居さんのトラブルにフジテレビの幹部社員が関与していたとも報じられ(フジテレビは否定)、同局は大揺れ。80社近くのスポンサー企業が撤退し、上層部が10時間超に及ぶ会見を行なうことになりました。会見冒頭では港浩一氏(72)と嘉納修治氏(74)が社長と会長をそれぞれ辞任することも発表されました。
そして一連の報道では、同局の女性アナウンサーが接待要員として宴席に駆り出されていたともあり、今、各メディアの記者は“当事者である女性アナウンサーに話を聞きたい”と取材攻勢に打って出ているのでしょう。フジテレビアナウンサーのOGである八木さんにも、記者のマークがあるのかもしれませんね」(制作会社関係者)
1月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、被害女性のX子さんが新たな告白をし、X子さんが中居から《意に沿わない性的行為を受けた》と彼女の関係者も証言。X子さんが当時、仕事でのつながりが深かったアナウンス室局次長・佐々木恭子アナウンサー(52)に相談していたこと、佐々木アナが問題に真摯に対応できていなかったとも記事では伝えていた。
「トラブルの渦中にいるひとりとも言えそうな佐々木アナは、中居さんのトラブルがあった当時、アナウンス室部長という要職に就いていて、X子さんとも仕事上の絡みがあったことから、彼女から相談を受けることになったと見られます。
ただ、結果的には、しっかりと対応できなかったとされてしまっていますね……。騒動の影響は大きいようで、佐々木アナも体調を崩してしまい、出社できていないとも聞こえてきています」(前同)