■佐々木恭子アナ、4月開始の新番組の進行役も白紙に……
1月12日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、それまで進行役を務めていた佐々木アナが、何の説明もないまま番組を欠席したことが物議を醸した。
「以降、佐々木アナのテレビ出演はありませんよね……。実は、そんな佐々木アナは、4月から始まる新番組の進行役に内々定していたといいます。新番組は、最新情報も扱うトーク番組のような構成だという話でした。
佐々木アナは情報番組『とくダネ!』の司会を長年務め、報道番組のキャスター、さらにはバラエティ番組の経験も豊富。どんなスタイルでも対応できる万能アナウンサーですから、新番組での活躍が期待されていたのでしょう。しかし、現在の彼女の体調面も考慮し、新番組の進行役の件は白紙になったと見られています。
そんな佐々木アナの名は、社員説明会でも飛び出したといいますね」(前出の制作会社関係者)
1月23日には東京・台場のフジテレビ本社で全社員に向けた社員説明会が行なわれ、嘉納氏と港氏らが出席。会場には500人分の座席が用意されたものの、座りきれずに立ち見も出るほどだったという。オンラインも合わせて全社員の約9割となる合計1100人が参加し、「日枝久相談役を含めて経営陣は責任を取るべきだ!」と時には怒号が飛び交うなど紛糾したという。
「その説明会では、社員から佐々木アナに同情的な声も出たといいます。しかし一方で、一部社員からは厳しい声も上がっていますね……。
フジの社員たちも上層部に怒り、女性アナウンサーを接待要員にしてきたとされる、以前からの社風に疑問を抱いているのは間違いないでしょう。ここにきて社員からの“告発”も相次いでいますからね」(前同)
1月16日発売の『週刊文春』では、被害女性のX子さんとは別のフジテレビの女性アナウンサーが取材に応じ、犠牲者はX子さんだけではないとも証言。自身も編成幹部だったA氏がセッティングした中居や有名タレントが同席する会食に参加させられたことがあるとも告白している。また、2月6日発売の同誌にもフジテレビ社員が情報を提供している。
「フジ社員の証言によれば、ある女性アナウンサーが編成幹部A氏の部下からLINEでスケジュールが空いているかどうか確認され、その後、その女性アナは、A氏の部下から中居さんを交えた懇親会の誘いを電話で受けたといいます。文春の誌面には女性アナから共有されたLINEの画面も掲載されています。
一連の騒動を受け、『フジテレビ再生チーム』が20~40代までの若手・中堅社員で構成されることになりましたが、そんななか、次々と告発の動きがあると……。多くの若手社員たちは今、上層部に対して強い怒りを覚えているのでしょうね。
大半のスポンサー企業はいまだにフジテレビに対して厳しい姿勢を示していますし、若手は“何とかしないと”と危機感を抱いている。今後も内部からの告発は続きそうですよね……」(同)
4月からの新番組のレギュラーが白紙となったとされる佐々木アナの体調には心配の声も寄せられているが、フジテレビ社員からはさらなる内部告発が飛び出すのかもしれない。