歌手の元ちとせ(46)が2月11日放送のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。実家が高級な伝統工芸品を手がけていることを明かしたほか、その妖艶な着物姿が話題を呼んでいる。

 この日は「家業がスゴい有名人SP」と題し、実家が和楽器奏者の鈴木福(20)、総合病院を営むTRF・SAM(63)、老舗料亭を営む元フジテレビアナウンサーの三田友梨佳(37)などが出演。

 そんななか、元は、祖母と母が世界三大織物と言われる伝統工芸品・大島紬の織り手だと明かし、「お母さんとおばあちゃんが大島紬の機織りをしていて、そのときは自分で高級なものだと分かってなかったんです」と切り出した。

「機織り機があって。触りたくなるじゃないですか。1本ずつ本当に丁寧に織るんですよ。少しでもズレたりすると柄が変わってきちゃうんで、ちょっとでも触れると大変なことになるんですよ」としたうえで「子どもの頃から(家に)あったので、ハイハイしてるときに触ろうとする。けれど、(母は)仕事しなきゃいけないじゃないですか。だから私、足に紐をつけられて寄ってこないようにされて。そんな環境で育ってました」と振り返った。

 さらに「本当に繊細に工程が長いので高級品なんです。全部、シルクなので」と大島紬についても説明していた。

「元さんは深い青緑というか、エメラルドグリーンのような色味の着物姿で番組に登場。あの着物も実家で織られた大島紬で仕立てたものなのかもしれませんが、多くの視聴者からも好評を博しました」(女性誌ライター)