■『鬼レンチャン』では後輩歌手が活躍

『さんま御殿』での元の姿に、

《さんま御殿久しぶりに観てるけど元ちとせさんも久しぶりに観た 着物がお似合いで素敵です!》
《元ちとせさん久々に登場! お着物も素敵 お元気そうでなによりです》
《元ちとせさん、とても綺麗 艶やか 和服がよく似合う》
《元ちとせが出てるから観てる 着物姿綺麗 やっぱおでこだしてるほうが似合う》

 といった称賛する声がXには寄せられた。

「鹿児島・奄美大島出身の元さんは2002年リリースの『ワダツミの木』でメジャーデビュー。同曲は徐々に評判を呼び、リリースから2か月後にオリコンシングルチャートで1位になり、約85万枚を売り上げる大ヒット曲となりました。さらに元さんは02年後期のNHK連続テレビ小説『まんてん』の主題歌『この街』を歌唱するなど、一気に人気歌手に。

 22年には14年ぶりとなる5thアルバム『虹の麓』をリリースし、2月23日には東京・青山の能楽堂でのライブも控えています」(前出の女性誌ライター)

 そんな元と同じ奄美大島出身のシンガーソングライター・城南海(きずき・みなみ/35)が2月9日放送の『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)に出演し、人気企画「サビだけカラオケ」に挑戦し話題になった。

 惜しくも「鬼レンチャン」は達成できずに9曲で失敗してしまうことになったが、7曲目には元の『ワダツミの木』を熱唱。涙を流す場面もあった。

「奄美大島出身の歌手というと元さんが代表的な存在で、城さんはデビュー時に“元ちとせのモノマネ、二番煎じ”だと言われることもあり、元さんの楽曲を歌うことを避けていたといいます。しかし、本人に“私とは違うよ”と言われ、歌手として一歩前に進むことができたといいます。

 20年8月の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)には元さんと城さんがともに出演して奄美大島の音楽を解説していましたが、やはり奄美大島出身のアーティストにとって元さんの影響力は凄まじいものがあるんでしょうね」(前同)

 メジャーデビューから20年以上を経て、元の影響力と存在感、そして彼女の魅力はさらに増しつつあるようだ。