2月11日、橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』がクランクアップした。橋本も感無量のようで、次のようなコメントを寄せている。
《クランクアップ用に作られた『おむすび』のダイジェスト映像を見て、涙涙のシーンや、笑い合う日常のシーンなど、このスタジオで本当にたくさん撮影したことを思い出して感涙しておりました》
3月28日に放送される最終回までスタッフともども駆け抜けていく気概が感じられるが、その裏で2月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)には、橋本の所属事務所であるディスカバリー・ネクストの社員である《側近女性が退社していた》という記事が掲載された。
「橋本さんの現場マネジャーの女性社員が、朝ドラ撮影中に“精神的な不調”を原因に事務所を退所したと報じられたんです。撮影のクランクアップ日である2月11日を待たずして“9人目の退職者”が出た形です。同誌には橋本さんが現場マネジャーにはきつく当たりがちだったとの証言も掲載されています」(ワイドショー関係者)
橋本の“パワハラ疑惑”報道は、『おむすび』の放送が始まった昨年から複数回報じられていた。
昨年10月31日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、マネジャーへの詳細なパワハラ疑惑が報じられ物議を呼んだ。収録現場でマネジャーに“使えねぇ”などと暴言を吐いたりといったハラスメント行為があったと伝えられ、これまでに8人のマネジャーが退職したということだった。中には適応障害を発症したスタッフもいたという。
また、同誌の今年1月23日発売号でも《橋本環奈“壮絶パワハラ”に新証言》として、元マネジャーが自らの体験談を告白する記事が掲載された。マネジャーをまるで“使用人”かのように扱うといった報道にショックを受けた人も少なくないだろう。
「最初の記事が出た際、橋本さんの所属事務所社長である伊藤功氏は、文春の記事を“事実無根”と否定する2000文字近くの長文コメントを出しています。その声明の中には、伊藤社長自身がスタッフに厳しく指導したりたしなめたりする、とした上で《今回は取材の対象者が私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます》と、橋本さんを庇うような発言もありました。
第2弾記事で元マネジャーの告白が掲載された裏側には、第一弾後の、パワハラ疑惑を否定する事務所サイドの姿勢に不満を持った元スタッフによる“内部告発”があった、とささやかれていますね 」(前同)