■主演の朝ドラ『おむすび』は不評でSNSにも騒動の影響が…

 橋本の所属事務所は、昨年の10月の記事に対しては長文で反論したのに対し、今年1月のパワハラ“新証言”については、文春の取材に対しても《事実ではありません》《会社が指示しています》と短い回答を寄せているだけだった。

 そういった流れがあっての今回の『週刊女性』の報道。同誌は現場マネジャーだった女性社員が退社したのは事実かどうかを問い合わせたというが、《期日までに回答はなかった》とある。芸能プロマネジャーがこの件について解説する。

「『週刊文春』のパワハラ報道が世間に与えた衝撃は大きく、橋本さんのイメージを大きく低下させかねないような内容でしたよね。事実、彼女が主演を務めるNHK朝ドラ『おむすび』は朝ドラ史上ワースト視聴率になりそうな不評ぶりなのですが、『おむすび』に言及するSNSやネットには橋本さんのパワハラ疑惑報道も影響していると感じられる書き込みも複数見られます。

 そして、橋本さんは所属事務所の稼ぎ頭で、彼女の他にいわゆる売れっ子のタレントがいないというのが現状です。なので、この報道により仕事が減るようなことがあれば、ゆくゆくは会社の危機にもなりかねない。第一報が出た際に伊藤社長が、自身がパワハラをしているかのような声明を出してまで否定してみせたのは、そういった背景があってのことでしょう。

 その後、短い否定コメントだけを寄せたり、そもそも回答をしないという選択を取ったのは、反論して大事にしないほうがいい、との判断があってのことではないでしょうか。無視を決め込んだほうが変にコメントを出すよりも記事が風化する、と。“沈黙は金”とも言いますしね。

 橋本さんは、次の4月期もテレビ朝日で主演ドラマが決まっています。そちらに集中してもらいたい、というところもありそうです」

 朝ドラ主演女優として半年以上打ち込んできた仕事がひと段落。『おむすび』は決して好調とは言えないが……橋本人気は止まらないのか、それは今後のオファーによってのみ証明されるのだろう。