「芸人によるオンラインカジノ騒動はテレビ界のみならず、広告業界にも甚大な影響をもたらしています」(ワイドショーデスク)

 史上初の『M-1グランプリ』連覇を成し遂げたお笑いコンビ・令和ロマン高比良くるま(30)が2月19日、自身のXを更新。当面の間、芸能活動を自粛すると発表した。

 くるまはXに《日頃より応援してくださっている皆様、関係者の皆様へ》と題した文書を投稿。《この度は、一連の騒動により、多くの方々にご心配とご迷惑をお掛けしてしまい、深くお詫び申し上げます》と謝罪し、《今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため、本日から当面の間、芸能活動を自粛させていただくこととなりました》と報告した。

 相方の松井ケムリ(31)も同日、Xに文書をポスト。《この度は、相方・高比良くるまのオンラインカジノに関する報道で、お騒がせして大変申し訳ございません》と謝罪したうえで、《私自身はオンラインカジノを行ったこともなく、警視庁からの事情聴取も受けていないため、今後も芸能活動は続けさせていただく予定です》と今後の活動に言及した。

 令和ロマンをはじめ、吉本興業に所属する複数の芸人がオンラインカジノで賭博をした疑いで警視庁から任意で事情聴取を受けていたことが報じられている。

 かねてより、お笑いコンビ・ダイタクの吉本大(40)と9番街レトロ・なかむら★しゅん(31)が事情聴取を受けており、事実関係が確定するまで活動を自粛すると発表されたほか、くるま、とろサーモン久保田かずのぶ(45)も関与があったと毎日新聞などが報じている。

 くるまは2月15日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、オンラインカジノで遊んだことがあると認めて謝罪。事情聴取を受けたとも明かし、「2019年末、大学時代の知人から誘いを受けまして、“海外の口座から送金して、それでオンラインカジノをやっているのは違法ではない”と説明を受けまして」「当時、インターネット上でそういったサイトの広告はあったというのもありまして、こちらとしても違法ではないという認識でした」と説明。

 時期については「2020年末ほどまで1年ほど続いておりました」と最後にオンラインカジノに触れたのは約4年前だとも明かした。

「2月17日には『ルミネtheよしもと』から令和ロマンの公演を23日から3月29日まで休演するという発表もありましたが、くるまさんは報道が出た直後に謝罪動画を出し、さらに活動自粛まで素早い対応だったこともあり、好意的な声が少なくありません。くるまさんのコメント通りであれば、すでに時効を迎えているということになりますしね」(前同)

 賭博をすると賭博罪で50万円以下の罰金または科料、常習的に賭博をした「常習賭博罪」では3年以下の拘禁刑に処されることになるが、時効はともに3年となっている。

 今回のくるまの活動自粛発表を受け、

《くるまさん、暫く拝見出来ないのが残念ですが、心からみんなでお待ちしてますよ!》
《体調も万全にして、戻ってきてください その日まで待ってます》
《くるまさん、きっとこれも何かの気づきと思ってらっしゃるかと思いますが、たくさんパワーを溜めて、体を整えて、また私たちをたくさん笑わせてください!》
《自粛はしかたないとして、証言が本当なら時効みたいだし早々に復帰しても良いのでは?》

 といったエールがXには多数寄せられている。