■中居正広に続き令和ロマン出演CMも非公開に……
令和ロマンがMCを務める『阪神・たこ焼き・令和ロマン2』(ABCテレビ)が2月15日の放送当日に差し替えとなったほか、くるまが『永野&くるまのひっかかりニーチェ』(テレビ朝日系)への出演を当面見合わせることになるなど、テレビの現場は急遽の対応に追われている。
前出のワイドショーデスクは言う。
「そんななかでも特に物議を醸しているのがCM業界なんです。コンビで出演していた東京ガス、くるまさんが出演していた東海東京証券のCMが公式サイトや公式YouTubeチャンネルで非公開となりましたが、18日にはついにソフトバンクのCMも非公開になってしまいましたからね」
令和ロマンがコンビで出演したソフトバンクのCMは「令和ロマンの推し活デビュー日記」と題され、スマホ「Google Pixel」や料金プラン「ペイトク」の活用を訴求するという内容で、AKB48の小栗有以(23)と共演。
「推しへの“好きが止まらない!”」をテーマに、プライベートでもAKB48ファンだというくるまがGoogle Pixelを活用して小栗の推し活に励む様子を描いており、最新バージョンは2月10日より公開されたばかりだった。
「業界内では、今回の騒動で最大のとばっちりを受けたのはソフトバンクでは、という声も上がっていますね。というのも、同社のCMには中居正広さん(52)が23年から出演していましたが、24年末より取り沙汰された女性トラブルにより、12月下旬に出演動画が削除されることに。そんな中居さんと令和ロマンは24年8月から放映されていたソフトバンクのCM『ペイトク店長 コンビニ』篇で共演していたんです。
24年末に中居さんの女性トラブルで『ペイトク店長 コンビニ』の放映がNGになりましたが、令和ロマンはソフトバンクの広告に継続起用されました。それが、ここにきてくるまさんのオンラインカジノ問題でCMが非公開に。起用したタレントの想定外の不祥事連発で、ソフトバンクにとっては相当な痛手となってしまいました。
広告は商品やサービスを消費者に訴求するためのもので、企業はタレントに高いギャラを払ってCM映像や広告物を制作し、CMの場合はテレビ局や広告代理店にも同じく高いお金を払って放映してもらっている。ソフトバンクは、そんなお金をかけて作ったものを流せず、消費者に自社サービスや商品を訴求する機会を連続して喪失してしまったと。同社は今回の騒動には相当頭を抱えていると聞こえてきています」(前同)
芸人だけでなく他の芸能人もマークされているとも言われる今回のオンラインカジノ騒動。その影響はさらに広範囲へ拡大していくことになるのだろうか……。