■中居正広引退で各局は“守りの編成”に

 中居の女性トラブルを受け、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の1月7日放送回は中居の出演シーンを全面カット。同月15日に中居の降板が正式に発表され、2月18日の番組は笑福亭鶴瓶(73)が単独でMCを務めた。

 TBSの『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』は放送終了が発表されているが、4月からは過去に2回特番として放送された『知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト』を編成する方向で最終調整していると報じられている。

「中居さん、東野幸治さん(57)、ヒロミさん(59)がMCを務めた『MC3』(TBS系)は24年10月の番組スタートからまだ4か月ほどしか経っておらず、放送回数もわずか6回。

 このまま終わらせてしまっては東野さんとヒロミさんに失礼ということもあり、2人を残し、さらに新MCを加えた3人体制にして、番組名も内容も大幅リニューアルして再スタートを切るのではと言われていますね」(民放キー局関係者)

 フジテレビの日曜21時台には中居MCの『だれかtoなかい』が放送されていたが、4月以降は22時台の宮根誠司(61)MCの情報番組『Mr.サンデー』の放送時間を1時間早めて21時からの2時間超の番組になると複数のメディアが報じている。

 また、テレビ朝日は中居MCの『中居正広の土曜日な会』の後番組として4月から情報・ワイドショー番組『大下容子ワイド!スクランブル』の土曜版を編成するとも報じられている。

「中居さんが芸能界を引退するなんて、24年12月頭時点では誰も思いもしなかった。まさに不測の事態ですよね。そのため、『だれかtoなかい』と『土曜日な会』の後番組は、攻めの編成ではなく守りの編成になった、と言われています。

『Mr.サンデー』と『ワイド!スクランブル』はすでに実績があります。番組の拡大は出演者やスタッフに負担はかかりますが、大失敗や変な事故が起きるようなことはありませんからね」(前同)