■警視庁が狙う“本丸”は……
ワイドショーデスクは続ける。
「現在は芸人のオンラインカジノ問題が世間を騒がせていますが、俳優たちの間でも蔓延しているという話もありますよね。そして、捜査当局の本命は、スポーツ界だとも言われているんです。特に格闘技や相撲関係者に捜査の目が向けられているのではないか、ともっぱらです」
2010年には当時、現役の大関だった琴光喜(48)らが野球賭博に深く関与していると報じられ、日本相撲協会は琴光喜を解雇することに。
「他にも複数の力士や親方が野球賭博や賭け麻雀に関与していたと報じられましたが、勝負の世界に“切った張った”はつきものですからね……。
国内にはオンラインカジノユーザーは300万人いるとも言われています。それぐらい、多くの人が合法、もしくはグレーゾーンだという間違った認識で利用していたわけで、当然ながら芸人以外の著名人もその利用者の中にはいるはずです。警視庁は芸人を皮切りに、今後さらに捜査網を広げていくものと見られます」(前同)
2月21日、プロ野球・オリックスバファローズは所属する山岡泰輔投手(29)がオンラインカジノを利用していたことを発表。午後10時から宣伝部長が「自覚を欠いた行動」などと謝罪をする展開になった。山岡選手は過去に、海外のカジノライセンスを取得している会社が運営するポーカーゲームのトーナメントに参加していたという。山岡選手は、当面の間の活動の自粛を命じられている。
オンラインカジノ問題はより広く、エンタメ業界やスポーツ界にも暗い影を落とすことになりそうだ……。