広瀬すず(26)主演の連続ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系/金曜午後10時)の第7話が、3月7日に放送される。2月28日放送の第6話は、東賀山事件で唯一生き残った、林川歌の消息が明かされたことで、謎がさらに広がり、視聴者の考察が過熱している。

 同ドラマは、女性漫画誌『Kiss』の4月号(講談社、2月25日発売)で最終回を迎えたばかりの、浅見理都氏による同名作品が原作。時代を超えた2つの事件に巻き込まれた親子の“愛と運命”が交錯するヒューマンクライムサスペンスだ。あざといまでの考察を煽る作りになっているが、その効果もあって配信サービス・TVerのお気に入り登録数が伸びている。

 第6話は、検事・阿南(瀧内公美/35)から聴取を受けた心麦(広瀬)が、弁護士・松風(松山ケンイチ/39)と事務所に戻ると、今回の事件で力を貸すという弁護士・鳴川(間宮啓行/66)が訪れていた。一方、阿南は謎の男から電話で、友哉(成田凌/31)に「染田(酒井敏也/65)に手紙を偽造させた」と自供させるよう指示を受ける。

 後日、心麦は鳴川とともに、林川歌を引き取ったという津寺井幸太(鳥谷宏之/45)の家へ。心麦は、自分は春生(リリー・フランキー/61)の娘だと明かしたうえで、「林川歌さんは、私ですか?」と問う。これに津寺井は、歌は現在、シンガポールの大学に留学していると告げると、彼女の写真を心麦に見せ……という展開。

 X上では、《鳴川先生の声、カラビナ男の話し声と似てるよね。もしかして裏で糸引いてる?》《鳴川は元検事、息子は民事にしか興味がない弁護士…阿南母は愛人、本妻の息子は司法試験を受けてた…阿南父=鳴川だとカンタンすぎるのでこれはブラフ? ますます増える謎…津寺井も何か隠してそう》などと、初登場の鳴川に注目が集まった。