今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』が3月31日からスタートする。ヒロインの夫役を北村匠海が演じることも話題だ。
同ドラマは、国民的アニメ『アンパンマン』を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・小松暢さんの夫婦をモデルに描く朝ドラで、北村は柳井嵩役を演じる。北村といえば、アンニュイな雰囲気でさまざまな役を演じられるイケメンで、朝ドラではどんな演技を見せてくれるのか期待する声が多い。
過去の朝ドラでもヒロインの相手役には注目が集まる。そこで今回は30~50代の女性100人に「心に残った朝ドライケメン」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
第7位(5.0%)は、『おちょやん』成田凌、『おかえりモネ』坂口健太郎、『舞いあがれ!』赤楚衛二、『ブギウギ』水上恒司、『おむすび』佐野勇斗が同率でランクイン。
成田凌は、2020年度後期放送の『おちょやん』に出演。杉咲花演じる、大阪の貧しい家庭に生まれたヒロイン・竹井千代が大女優に駆け上がる姿を描いたストーリーで、成田は人気喜劇一座の座長の息子として生まれ、後にヒロインと夫婦になる天海一平を演じた。二人三脚で奮闘するも、不倫という形でヒロインを裏切ってしまうという役だった。
「不倫が予想外だったから忘れられない」(47歳/女性)
「個性が強いし、かわいらしいルックスだった」(45歳/女性)
「役柄に合っていた」(57歳/女性/営業・販売)
「繊細な演技をしていたことが印象に残っている」(54歳/女性/主婦)
坂口健太郎は、2021年度前期放送の『おかえりモネ』で、ヒロインの相手役を好演。清原果耶演じるヒロイン・永浦百音が気象予報士になる夢を叶え、生まれ育った宮城県の気仙沼で故郷への貢献を目指す姿を描いた物語で、坂口演じる医師・菅波光太朗は、理屈っぽいが根は優しく不器用ながらも誠実というキャラクター。ヒロインとの純粋な恋模様にときめく視聴者が続出。菅波の人柄も愛され、Xでは「俺たちの菅波」というハッシュタグがトレンド入りするほど盛り上がった。
「表現がうまくて、ドラマを盛り上げてくれた」(30歳/女性)
「白衣姿が素敵で、無愛想な性格が変わっていくところにキュンキュンしました」(55歳/女性/主婦)
「人々に感動を与えたから」(48歳/女性/主婦)
「かっこよくて演技もうまかった」(30歳/女性/主婦)
赤楚衛二は、2022年度後期放送『舞いあがれ!』で、福原遥演じるヒロイン・岩倉舞の夫・梅津貴司を好演。空を飛ぶ夢に向かっていくヒロインが経験する困難や挫折、再生を描き、赤楚はヒロインの小学生時代からの幼なじみで、気が優しく、歌人としても活躍する好青年で、ヒロインにとって心のオアシスのような存在というキャラクターを演じた。
「物憂げな表情やたたずまいに存在感があった」(48歳/女性/主婦)
「もともと好きな俳優さんだけど、私が知っているイメージとは違ったアプローチの役だった」(42歳/女性/主婦)
「繊細そうな役に合っていた」(31歳/女性)
「表情や服装など、役にぴったりだった」(41歳/女性)
水上恒司は、趣里がヒロインを務めた2023年度後期放送の『ブギウギ』に出演。『東京ブギウギ』で知られ、終戦直後の日本を明るく照らしたスター歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、趣里演じる歌手・福来スズ子の半生が描かれた。
水上は村山興業の御曹司でスズ子の最愛の人・村山愛助役で、スズ子の熱狂的なファンで次第に惹かれ合うも、持病の結核が悪化し、力尽きてるという役を熱演した。
「結核で死んでいくはかなさを切なくも可憐に演じていた」(59歳/女性/主婦)
「死んでしまう役だったので、繊細な演技が印象的だった」(40歳/女性)
「ドラマも面白く、良い役を演じていた」(53歳/女性/学生・フリーター)
佐野勇斗は、まもなく最終回を迎える『おむすび』で、橋本環奈演じるヒロイン・米田結の夫・四ツ木翔也を好演中。平成時代のギャルだったヒロインが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュニケーション能力で解決していくという青春グラフィティ。メジャーリーガーになるという夢を追いかけ、真っ直ぐで真面目な好青年だった翔也のファンになる視聴者は多かった。
「きれいで整った顔が、朝から目の保養になる」(32歳/女性/主婦)
「ヒロインと仲が良く、助け合っているところにほっこりする」(56歳/女性/主婦)
「若くてかわいい」(53歳/女性/主婦)