プロフィギュアスケーターの羽生結弦(30)と、歌手の米津玄師(33)が初共演したミュージックビデオ『BOW AND ARROW』が3月5日、米津の公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな話題になっている。
同曲はつるまいかだ氏による、少女がフィギュアスケートの“メダリスト”を目指すスポーツ漫画『メダリスト』(講談社)のアニメ版(テレビ朝日系)主題歌。そのMVで羽生が圧巻のパフォーマンスを披露し、話題沸騰となっているのだ。
「MVの長さはフィギュアスケートのショートプログラム(SP)の演技時間とほぼ同じ3分弱。大技の4回転ルッツやトリプルアクセル(3回転半)、4回転サルコウなどを組み込んだ、美しく力強いスケーティングを披露する内容となっていて、振付は羽生さんが自ら考案したといいます。
とりわけ4回転ルッツは高難易度であると同時に、羽生さんにとって特別な技でもあるため、Xでは《羽生くんの4Lz》と、技名込みでトレンド入りもしています」(女性誌編集者)
羽生は2017年10月のロシア杯フリーで初めて4回転ルッツに成功したが、同年11月にNHK杯の公式練習で跳んで右足首を負傷。翌18年の平昌五輪では4回転ルッツを外したプログラムとなったため、同技は羽生にとって“因縁がある”とも言われたが、それを今回のMVで決めてみせたのだ。
羽生の、現役時代と変わらないビジュアル、繰り出される圧巻のパフォーマンスには、
《さいっっっこうすぎる米津さんも羽生くんもカッコ良すぎる》
《一般人本当に久々に羽生結弦くんを拝ませてもろて。演技の良し悪しなんて無知で全くわからんくても、圧倒的な魅力で人の目を惹きつける、視線がそらせない、これが本物…って溜息でる。30とかうせやん》
《羽生くんが滑ってるだけで他に演出ほぼいらないところがすごいよね》
《羽生結弦くんまじで永遠の18歳やな とても30歳には見えない》
《羽生くん、ビールマンスピンまだ出来るんだ…男性だとジュニア時代は出来てもシニアに上がる頃には出来なくなってる選手が大半なのに、30歳超えて出来る男性フィギュアスケーターどれだけいるん…》
《羽生くんの!羽生結弦の!4回転ルッツを!! 怪我の心配ありすぎるからもう見ることはなかなか難しいだろうなと思っていた最高にかっこよくてスケール最大な4Lzを!》
といった、絶賛の声が多く寄せられている。
「羽生さんは昨年12月から今年2月にかけて単独アイスショー全国ツアー『Echoes of Life』を行なったり、3月7日から9日にかけては宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで座長公演『notte stellata』が控えていたりと、プロスケーターとして絶賛活躍中です。
ですが、テレビ中継などで羽生さんが滑る姿を見る機会は減りましたよね。そうしたこともあり、今回のMVで、アイスショーを見に行かない人たちもあらためて羽生さんの凄さを再認識したのではないでしょうか」(前同)