上白石萌音(27)主演のドラマ9『法廷のドラゴン』(テレビ東京系/金曜よる9時)が3月7日、視聴者から多くの続編を求める声が寄せられるなど、好評のうちに最終回(全8話)を迎えた。
同ドラマは、元プロ棋士志望の弁護士・天童竜美(上白石)が、法律事務所の所長・歩田虎太郎(高杉真宙/28)とバディを組む、将棋×痛快リーガルドラマ。初回の平均世帯視聴率が7.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同局の枠内最高を記録。ほかのキー局と比べ宣伝面などで不利なテレ東ドラマでは、驚異的な数字を誇っていた。
最終回は、竜美の将棋のライバルで、現在は東京テレビ報道部の記者に転身した駒木兎羽(白石麻衣/32)から、政治家のスクープを巡る重大案件の依頼を受けた竜美と虎太郎。兎羽は、元弁護士の衆議院議員・柘植龍馬(福士誠治/41)から、インタビュー記事がねつ造であると名誉棄損で訴えられていた。
しかし、敵の罠により虎太郎が逮捕されてしまう。これ以上、迷惑をかけられないと事務所を去ろうとする兎羽に、竜美は「兎羽ちゃんと将棋を指したい」と言う。3年半前にお互いの将棋人生を奪った対局を再現すると、竜美は“友だちをなくす手”を使った理由を明かし、涙ながらに謝罪して……という展開。
和解した竜美と兎羽が法廷でともに争い、虎太郎の活躍によって、訴えは取り下げられた。X上では、《法廷(将棋)ドラマとしてのおもしろさと、コメディ要素のバランスの良くて、歩田法律事務所、竜美先生の家族と、キャスト全員に愛着が湧く良いドラマだった》などと、脚本と演者たちへの称賛の声が。