■ダウンタウン“育ての親”も「それどころじゃない」松本人志の万博出演に懐疑的

 ダウンタウンの2人は“大阪・関西万博の顔”として万博の魅力を伝える「万博アンバサダー」に就任しているものの松本が活動休止となり、継続してアンバサダーを務めることに否定的な意見も多数寄せられている。

 ダウンタウンの元マネージャーでコンビの“育ての親”であり、前吉本興業会長で大阪・関西万博催事検討委員会共同代表・大崎洋氏(71)は2月25日、アンバサダーとしての松本の催事出演について「今のところないんじゃないか。それどころじゃないんじゃないかと思う」と見解を示した。日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長も「活動休止中とのところから進展もない。所属する吉本興業とも具体的な話をしていない。状況は変わっていない」と説明している。

 さらに浜田について、博覧会協会広報部は3月10日に「現時点で決まっていることはない」と回答している。

 一方で大阪府の吉村洋文知事(49)は3月11日、浜田の休養発表を受けて「アンバサダーとしてはあり続けてほしいが、今はゆっくり休んでほしい」と述べ、「これまでもアンバサダーとして活躍し感謝している。ゆっくり休養していただいて回復してほしい。みんな“ダウンタウン”を待っているので、ゆっくり休養して、笑いを届けてほしい」とも語った。

「4月13日から10月13日まで開催される万博ですが、チケットの転売が相次いでいて、それが定価割れの価格で取引されるなど、売り上げも不調だといいますね」(ワイドショー関係者)

 万博会場のトイレ建設に2億円かかるという情報がネットを中心に広がり、批判が殺到。24年2月の衆院内閣委員会では立憲民主党の中谷一馬議員(41)が「トイレ1か所に対して約2億円。豪華絢爛なのかもしれないが、さすがに高すぎないか」とも指摘していた。

 経済産業省は資料を公表してトイレについて説明。会場内で約40か所にトイレを設けるといい、そのうち8か所は若手建築家が設計しており、最大規模のトイレが解体費込みで税込み約2億円かかるとした。