3月13日、香取慎吾(48)主演の連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/木曜よる10時~)の第10話が放送された。そこに出演した新人俳優に、注目が集まっている――。

 ドラマ『日本一の最低男』は、人生崖っぷちに追い込まれた最低男で元テレビプロデューサーの大森一平(香取)が、世間を見返そうと政治家を目指す物語。今回注目を集めているのは、一平の元部下で現在は暴露系動画を投稿している青年・野上慧(のがみ・さとし)役のヘイテツ(22)。本作が俳優デビューで、演技初挑戦となる。

「ヘイテツさんは韓国人の父と日本人の母を持つ、身長184センチの抜群の脚長スタイルと端正なルックスで注目されている新人俳優です。

 韓国語も堪能で、2022年に韓国の音楽事務所『SMエンタテインメント』の練習生として渡韓。翌23年に韓国のグローバルグループ・NCTが新グループを立ち上げるために行なったオーディション『LASTART』に参加したことで、日本でも注目を集めましたね」(女性誌編集者)

 ヘイテツは『LASTART』の際には、プロフィギュアスケーターの羽生結弦(30)を“ロールモデル”にしているとプロフィールに書いていて、実際に《羽生結弦に似てる》という声も多く寄せられていた。

 そんなヘイテツだが、演技は初挑戦で俳優としての実力は当然、未知数。にもかかわらず今回、ドラマ『日本一の最低男』の重要なゲストキャラとして起用された。それを受けて、Xには「バーター」を指摘する声も上がっていた。バーターとは、事務所が推したいタレントを人気タレントと抱き合わせで、“束”で売るという業界用語である。

「ヘイテツさんは、香取さんが所属する事務所『CULEN』に所属しています。だから、新人なのに香取さんの主演ドラマに出られたのだ、という声があった、ということですよね。

『CULEN』は、元SMAPのチーフマネジャー・I氏が香取さん、稲垣吾郎さん(51)、草なぎ剛さん(50)の活動をサポートするために立ち上げた芸能プロダクションでしたが、昨秋に子役出身の小澤竜心さん(20)が所属。近い時期にヘイテツさんも合流していたことが、3月10日に発表されています」(前同)

 そのため、ヘイテツが『日本一の最低男』に出演することには、《野上役の人、同じ事務所のバーターかよ》といった厳し目の声もあったが、放送後にはヘイテツの演技を評価する声が多く寄せられることになった。