■正統派イケメンが思わぬ変化

 第6位(6.0%)は、佐藤健菅田将暉

 佐藤健は、正統派イケメンという印象だが、2019年公開の主演映画『ひとよ』では、無精ひげ姿のやさぐれたフリーライター役を演じた。同年配信の『cinemacafe』(イード)で、同映画の役作りのため、初めて無精ひげを生やし、体重も少し増量したと語っていた。
また佐藤のライフワークともいわれる主演映画『るろうに剣心』シリーズでは自身でスタントをこなした他、『るろうに剣心 最終章The Beginning』『るろうに剣心 最終章The Final』2部作では、作品中の時間の経過を見せるため4~5キロの減量をしたことを明かしていた。

 昨年公開の永野芽郁とのダブル主演映画『はたらく細胞』では、白塗り姿で体内を守る白血球役を演じたことも話題になった。

「ドラマ『仮面ライダー電王』と映画『るろうに剣心』との役の差が激しい」(39歳/男性/会社員)

「映画『るろうに剣心』シリーズのイケメンぶり」(33歳/女性/会社員)

「映画『るろうに剣心』でのアクションがかっこよかった」(34歳/男性/会社員)

 菅田将暉は、2014年公開ののん(当時は能年玲奈)主演映画『海月姫』で、ファッション好きな女装男子を演じた。2022年放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で菅田は、同映画の役作りについて「かわいい女の子に見える男の子の役なんですけど、大変でした」と明かし、女性の服を着るために体重を落とし、家の中でもずっとヒールはいて役作りしていたと振り返っていた。

「ドラマ『ミステリと言う勿れ』でのそわそわした微妙な所作、話し出すと早口というキャラの作りが細かく、髪型も含めて驚いた」(35歳/男性/会社員)

「神秘的な演技が魅力的だから」(38歳/男性/会社員)

「役になりきるのですごい」(37歳/女性/主婦)

 第5位(7.0%)は、池脇千鶴。

 池脇は、冒頭でも触れたドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)で、同僚を殺害するコンビニ店員役を演じたが、ぽっちゃりした冴えない中年女性という完璧な役作りが話題になった。

 2024年放送の杉咲花主演ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(同局系)に、意識障害で昏睡状態の少女の母親役で出演した際も、かなり顔がふっくらとしており、年齢を重ねた女性の役を熱演し、かつての美少女イメージとのギャップが反響を呼んだ。

「ドラマ『アンメット』ですごく貫禄があった」(37歳/女性/会社員)

「老け役の場合、本人だと気づかないぐらいだから」(26歳/女性/学生)

「役で見た目がすごく変わる」(39歳/女性)

 第4位(9.0%)は、唐田えりか

 唐田は、昨年配信のゆりやんレトリィバァ主演Netflixシリーズ『極悪女王』で、伝説の女子プロレスラー・長与千種役を好演した。劇中では、丸刈りになる場面もあった他、同年配信の『マイナビニュース』のインタビューで、役作りで体を大きくするため「お腹が空いたという感覚はほとんどなく、ずっと満腹の状態」と食事で体重を増やしたことを告白。さらに演じる長与のセリフは長崎弁のため、トレーニングと並行して方言指導の先生と長崎弁の練習もしたという。

 唐田は、4月公開の映画『Page30』で、林田麻里、広山詞葉、MAAKIIIと主演を務めることも話題だ。

「極悪女王で雰囲気がガラッと変わったから」(25歳/女性/パート・アルバイト)

「清楚なイメージだったのでプロレスラー役が驚いた」(38歳/男性/会社員)

「割と役で変貌するから」(30歳/女性/会社員)

■「役作りで別人級変化に驚いた俳優」ランキング
1位 鈴木亮平
2位 松山ケンイチ
3位 大沢たかお
4位 唐田えりか
5位 池脇千鶴
6位 佐藤健
6位 菅田将暉
8位 横浜流星
9位 松坂桃李
9位 水野美紀

以下のリンクから「役作りで別人級変化に驚いた俳優」1~3位の理由とコメントをチェック!

1~3位はコチラ