高石あかりがヒロインを務める2025年度後期放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の追加キャストが発表され、池脇千鶴が24年ぶりに朝ドラに出演することが発表された。同ドラマで池脇はヒロインの母親役を演じるが、池脇といえばその役作りのすごさが話題になることが多い。
板垣李光人、Hey!Say!JUMPの中島裕翔ダブル出演ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(フジテレビ系)の2月3日放送回では、ぽっちゃりした中年女性役で登場し、これまでのイメージを覆した。
『ばけばけ』でもどんな演技を見せるのか楽しみだが、池脇の他にも役作りで驚くような変化をする人は多い。そこで今回は20~30代の男女100人に「役作りで別人級変化に驚いた俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)
第9位(3.0%)は、松坂桃李、水野美紀が同率でランクイン。
松坂桃李は今期、ドラマ『御上先生』(TBS系)で高校教師役で日曜劇場初主演、日本教育にはびこる腐った権力へ立ち向かう大逆転教育再生ストーリーを演じ、話題になっている。
松坂は、2018年、2021年公開の映画『孤狼の血』での無骨な役や、2022年公開の広瀬すずとのダブル主演映画『流浪の月』で元誘拐犯を演じるため激ヤセしたことも話題になった。
松坂は2022年5月に『スポニチ』のインタビューで、画『流浪の月』の役作りで8キロ減量したと明かし、不健康な肌感にするため外出時には日焼け止めクリームを塗り、撮影で使うアパートで寝泊まりもしていたと語っている。
「映画『孤狼の血』の役がすごかった」(39歳/男性/パート・アルバイト)
「時代劇での演技が良かった」(38歳/男性/会社員)
水野美紀は、横浜流星主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で、女郎屋の女将役を好演。当時の風習だった眉を剃った姿で登場し、視聴者をザワつかせた。3月2月配信の『NEWSポストセブン』で、眉毛を脱色し、極限まで剃って撮影に臨んでいると明かしていた。
「ドラマ『べらぼう』で、水野美紀だと全く気づかないほどおばさんの役をしっかりと演じていて感心した」(36歳/女性/会社員)
「ドラマ『べらぼう』で眉毛がなかった」(24歳/男性/会社員)
第8位(4.0%)は、横浜流星。
横浜は、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で主演、ちょんまげ姿で主人公の蔦屋重三郎役を好演している。
横浜は2019年に深田恭子主演ドラマ『恋をした日に読む話』(TBS系)で大ブレイク。しばらくは初々しく爽やかなイケメンというイメージの役が多かったが、2022年公開の広瀬すず、松坂桃李ダブル主演映画『流浪の月』では、暴力によって広瀬演じる恋人を支配する青年役を演じ、反響を呼んだ。
また2023年公開の主演映画『ヴィレッジ』でも、周囲から蔑まれ希望のない日々を送る青年という、これまでのイメージとは違った役を演じ、暗い目とヒゲ面というダークなビジュアルも注目を集めた。さらに同年公開の佐藤浩市とのダブル主演映画『春に散る』では、役作りでボクシングC級ライセンスを取得、その肉体作りも話題になった。
「映画『流浪の月』のDV男がヤバかった」(38歳/男性/会社員)
「映画『ヴィレッジ』の役。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』のかわいかった役のイメージがあり、全然違って見えた」(36歳/女性)
「暗い役を演じたときに驚いた」(35歳/女性/会社員)