■「女子アナカレンダー」にも笑顔で登場していた岸本理沙アナだが……
フジテレビは1月23日、社員向けの説明会を実施したが、翌24日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した岸本アナは「昨日4時間半にわたる説明会、私は会場のほうで最初から最後まで参加したんですけど……」と切り出した。そして、「私自身、3年目という立場で恐れながら申し上げると、不安でしかない説明会だったなというふうに思いました」と吐露した。
不安に思ったことは2つあったといい、「1つが組織体制の見直しというところで、本当にこの問題が今後また同じように2度と起きてはいけないと思っていて。そのためにどうすればいいのかっていうと、この問題が起こってしまったことに対する原因究明だったりとか。あとはそこに対する、なぜそういうのが起こってしまったのかの経緯、せめてそこの説明責任というのは話すべきであったかなと思っています」と見解を示した。
さらに2つ目として、1月27日に向けた会見(※同会見は、出席者は190超媒体400人以上、会見時間は10時間以上に及んだ)ついて「そこで信頼回復ができるのかっていうところが正直不安でした。今、視聴者のみなさま、各スポンサー、関係会社、すべての信頼が加速度的に失われているなかで、果たしてこの信頼を取り戻すことができるのか」とコメント。
そのうえで「(1月)17日の記者会見から昨日(1月23日)の説明会まで、6日でしたけれども、そこの説明量っていうところを見ると、あまり十分ではなかった。それが4日後の記者会見。対外的に行なうっていうところで、果たしてそこの準備っていうのは間に合うのかっていうところも含めて、少し不安が残る印象でした」と語っていた。
「岸本アナは幼少期にアメリカで過ごし、慶応義塾大学在学中には環境経済学を学びつつも大手芸能プロダクションに所属して学生キャスターを務め、鳴り物入りでフジテレビに入社。『めざまし8』や『ぽかぽか』(フジテレビ系)などを担当し、才女で将来有望だと言われた若手のホープでした。そんな岸本アナが退社を決意したということからも、“中居・フジテレビ問題”がアナウンサーたちに暗い影を落としていることがうかがえそうですよね。
ただ、4月まではこれ以上、退社する女子アナは出ないとも言われていますね。ですがやはり、岸本アナの退社に局内はザワついています。椿原アナは家庭のことを考えて、永島アナは家庭のことに加えて新たな仕事をしていくために以前から退社する相談をしていたといいます。両者は結婚していて、ママとして子育てもあり、騒動とは関係なく、今後の身の振り方を考えていたのは事実でしょう。
一方、岸本アナはまだ入社3年目で独身です。ですので、“やはり退社を決意したのは騒動が大きく影響しているのではないか”、“椿原アナ、永島アナとは違う”と局内でも話されています。今年発売の『フジテレビアナウンサーカレンダー』にも爽やかな笑顔で登場していたことからも、彼女の退社が急遽決まったことがうかがい知れますよね」(フジ関係者)
岸本アナの退社報道を受け、
《どんどんフジテレビから人気アナが退社していくのかな》
《めざまし8も3月で終了するし フジから卒業やね》
《フジテレビの可愛い女子アナもどんどん退職してるな最近多い気がする。やっぱり会社の問題なんかな?》
といった声がXには寄せられている。
「岸本アナは、アナウンサーとは全く異なる仕事に転職するとも言われていますが、実はまだ次の仕事が決まっていないのではないか、という話もささやかれていますね。そして、まだ入社3年目なのに辞めてしまうのは、アナウンサーという職業にも魅力を感じていなかったのでは、とも言われています。そうしたところに“中居・フジテレビ問題”が重なって……一気に退社を決断したのかもしれませんね」(前同)
椿原アナ、永島アナ、そして岸本アナと女性アナウンサーの退社が相次いでいるフジテレビ。4月以降も大きな動きがあるのだろうか――。