清野菜名(30)主演の連続ドラマ『119 エマージェンシーコール』(フジテレビ系/月曜よる9時)の第10話が、3月24日に放送される。17日放送の第9話は、世帯平均視聴率が8.2%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、終盤にきてアップ。無料見逃し配信(TVer・FOD)も、累計再生数が2000万を突破と好調だ。
同ドラマは、 消防局の通信指令センターを舞台に、緊急通報の1本の電話で命をつなぐ最前線に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちを描く完全オリジナルストーリー。物語は司令室をメインに展開し、場面の変化に乏しいが、巧みな演出と演技でスリリングなドラマになっている。
第9話は、粕原雪(清野)が勤務する、司令課3係の朝のミーテイングで、係長・高千穂(中村ゆり/42)が主任・堂島(佐藤浩市/63)の手術が本日行われると報告すると、指令管制員たちに緊張が走る。だが、高千穂から「見舞いは禁止。仕事しろ」という堂島らしい伝言が告げられると雪たちの緊張は解けるが、手術の無事を祈る事は変わらない。
ある日、土砂崩れで家が半壊したと通報が入る。その場所は、指令管制員・兼下睦夫(瀬戸康史/36)の妻・栞(高田里穂/30)の実家の近く。兼下が電話で実家に帰省している栞と息子・光の無事を確認するが、その後、栞の実家も被害に遭ってしまう。栞の母から119番通報がくるが、兼下は別の対応中。通報者に心臓マッサージの指示をしながら励まし続けていて……という展開。
視聴者のX上の反響は、《災害現場をほぼ映してないのにかなりの臨場感。声と音だけで想像させる作りがすごい》《兼下が妻の実家が土砂崩れに巻き込まれたと知ったあと、別の通報を受け取ったときの声の震えから目の潤みまで全部、瀬戸康史の演技がものすごくリアル》など、緊張感たっぷりの描写に多くの称賛の声が。