歌手で俳優の木村拓哉(52)が3月22日に更新した自身のYouTubeチャンネルで、東京五輪金メダリストの柔道家・阿部詩(24)と彼女の愛犬・ポエム君を迎え、愛犬家向け複合型施設を訪れた動画を公開。その際のドッグウェアに関する彼の持論が注目を集めている。

 木村と阿部が行ったのは、東京・有明で2024年10月にオープンした『HOT DOG TOWN Ariake』。総面積280平米超と東京23区内最大級の広さを誇り、「愛犬とのワクワク、この街にぜんぶ。」をコンセプトに、犬と一緒に飲食を楽しめるカフェ、トリミングサロン、ドッグラン、セレクトストアなどを常設している。

「阿部さんが真っ白なビションフリーゼの『ポエム君』を飼い始めたのはパリ五輪が終わった後のことだそうで、2人は同施設内にある犬用のブッフェから野菜やスープなどをチョイスし、カフェで一休み。その後犬用グッズを取り扱うセレクトストアで、さまざまなドッグウェアに阿部さんが“かわいい! こういうの着させてみたい”と目を輝かせると、木村さんは“えっ、着させてみたい派?”と阿部さんの真意を確認しました。

 これに阿部さんは“着させたことはないんですけど、着たらかわいいんだろうなって”と返答したのですが、木村さんは“いやでも、人気あるかもしれないけど、彼ら(犬)はどう思ってるかだよね。これはだって完全に人のエゴだからね、喜んじゃってんの”と私見を述べたのです。

 ただ、木村さんはすぐさま“スタジャンあるんだ!”と興味を示し、自らボエム君にスタジャンを着せてあげました。それを見た阿部さんが“キャラではない”と大笑いで、“けどめっちゃかわいいです”と満足そうな表情をのぞかせたのを見ると、木村さんは“あんまり長い時間着させてもアレだから”と脱がせつつ、“でも似合ってたよ”とフォローしました」(女性誌ライター)

 もちろん、ドッグウェアに関する私見は阿部への苦言ではないが、愛犬家たちへの提言をする際の木村の表情には、一瞬怒りがにじんだかのような険しさが感じられた。コメント欄には、

《ここで人間のエゴだって言えるキムタクは改めて素敵だと思った。だけど詩ちゃんの気持ちは否定しないし》
《人間のエゴだと言っても、着せたい詩ちゃんの事は否定せず手伝ってあげるの良いな〜》

 といった称賛が続出するなか、一方では、

《うちの犬は重度のアレルギーで皮膚が弱かったから、散歩時に草とかの刺激から肌を守るために綿の服を着せたりすることを獣医さんからアドバイスされました》
《犬種や体質で着させないといけない犬もいるんだよ》

 と、いった反論するような声も。確かに、寒がりだったり紫外線ケアが必要な犬種もいるのだろう。

 そんな木村は以前から、“犬の身になって考える”姿勢を覗かせてきた。