横浜流星(28)主演のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第13回「お江戸揺るがす座頭金」が、3月30日に放送される。23日放送の第12回「俄(にわか)なる『明月余情』」は、吉原の熱気あふれる祭りを中心に描かれ、エンタメとしての振り切りっぷりが絶賛された。
同ドラマは、町民文化が花開いた江戸時代中期を舞台に、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる、“蔦重”こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く物語。小芝風花(27)の妖艶な演技が話題となった、花魁・瀬川は身請けされて吉原を去ったが、ドラマの勢いは衰えていない。
第12回は、俄祭りの企画をめぐり、大文字屋(伊藤淳史/41)と若木屋(本宮泰風/53)が対立。蔦重は、30日間かけて行なわれる祭りを描く本の執筆を源内(安田顕/51)に依頼すると、朋誠堂喜三二はどうかと勧められる。さらに、その喜三二の正体が、秋田藩江戸留守居役・平沢常富(尾美としのり/59)だと明かされる。
祭りが始まると、江戸中から多くの人が集まる。町の各所で出し物が披露され、豊前太夫は浄瑠璃を披露し、大文字屋と若木屋は雀踊りで争う。そして、祭りの最終日、反目していた大文字屋と若木屋が共に踊りだし、町全体が盛り上がる中、うつせみ(小野花梨/26)と新之助(井之脇海/29)が再会し……という展開。
祭りの企画の主導権、本の出版をめぐる争いなど、いろいろと仲違いのあった吉原が、雀踊りでひとつにまとまる大団円。さらに、女郎の不幸の象徴だったうつせみの足抜けもあり、物語の前半の区切りとなる回だった。