■BS番組はベテラン芸人たちの“息抜きの場”に

『ウォーキングのひむ太郎』にはスニーカーブランド「スケッチャーズ」が、『有吉園芸』には種苗会社「タネのタキイ」や殺虫剤を扱う「フマキラー」など、番組のテーマに沿ったスポンサーがついている。

「こういったBSの番組は少ないカメラ台数で、スタッフも最小限に抑えて低予算で作れます。BSで番組を持っている“おじさん芸人”の多くがテレビの第一線で活躍していて日頃は多忙を極めています。そんななかにあってBSでは趣味を仕事にできたり、地方ロケにも行けますからね。売れっ子たちはこういった仕事でもない限り、なかなか東京を離れられないんです。

 ほかで稼いでいる人たちばかりですからそんなギャラをもらえなくてもいいでしょうし、BSの番組は息抜きになるんでしょうね。もちろん、自身のYouTubeチャンネルで似たような企画もできるでしょうが、“おじさん芸人”のYouTubeはなかなか回らないという事情もある。

 スタッフを雇ってお金をかけて動画を制作しても回らないというのはリスクですよね。ただ、BSはそうではない。最低でも1社スポンサーがつけばいいと。BSの番組に出演する芸人さんたちはこれで儲けてやろうと思っているわけではなく、趣味の延長で仕事ができたら嬉しい、息抜きになると、どんどんBSに進出していると言われていますね」(前出の制作会社関係者)