元タレント・中居正広氏（５２）の女性トラブルをめぐる一連の問題に関し、第三者委員会が３月３１日に公表した「調査報告書」。４００ページ弱にも及んだ詳細な報告書のなかにはフジテレビの女性アナウンサーらによる赤裸々な「セクハラ被害」の告白もあり、いよいよ浮き彫りになったフジの企業体質に衝撃が走っている。
報告書では、中居氏から「性暴力」の被害に遭ったのが元フジテレビアナウンサーのＡさんであること、またその日は２０２３年６月２日だったことが記載されている。さらに、“女性社員を守ることよりもタレントへの配慮を優先する”という編成幹部・Ｂ氏の思考パターンにも踏み込まれている。
「Ｂ氏は、２０２１年１２月に外資系ホテルのスイートルームで中居氏および有力タレント・Ｕ氏との飲み会を開催。その際、中居氏の要望で自社の女性アナウンサー４名をそろえたうえ、先に帰らなかった２名のアナウンサーを中居氏の働きかけによりスイートルームに残したといいます。その結果、女性アナウンサーのうちの一人は中居氏から《膝や肩、鎖骨付近に手を触れる》《顔に自身の顔を近づける》などのセクハラ被害を受けたといいます」（女性誌編集者）
このＢ氏の行動について、第三者委員会は《残った女性２名を部屋に「置き去り」にした》と断罪。
さらに「重要な類似事案」として、Ｂ氏にまつわるセクハラ事案が明かされたのだ。ある女性社員が赤裸々に告発したのは、１０年以上前の出来事だった。
「Ｂ氏から、《有力な番組出演者といま会食しているから来てほしい》と言われた女性社員が２２時ごろに指定した店に着くと、番組出演者とＢ氏のほか、３～４人の男性が個室で飲んでいたとのこと。女性アナがトイレに立った後個室に戻ると、そこにいたのは番組出演者だけ。場所を変えようと言われ、タクシーに乗って移動した店は、“外観は通常の一軒家のようなところ”で、通されたのは地下の部屋だったそうです」（前同）
店員と思しき男性が地下の部屋に飲み物を持ってきて姿を消すと、突然、その番組出演者がズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出したのだという。
