■フジ女性社員に下半身を露出した有力番組出演者
報告書の「類似事案<2>」には、件の幹部社員B氏が10年以上前に女性社員を有力な番組出演者と2人きりになるように「置き去り」にしたとある。
報告書によると、10年以上前の夜、店の個室でB氏ら男性3~4人、当該の番組出演者とB氏から誘われた女性社員が参加する飲み会が開かれたという。
飲み会に参加した女性がトイレに立ち、個室に戻ると番組出演者だけが残っており、その後、女性は番組出演者とともにタクシーで別の店に移動。地下の部屋で2人きりになると、番組出演者が《突如としてズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出した》とされる。女性社員は危険を感じ「私はそういうのだめなので」と言って、店を出てタクシーで帰宅。番組出演者は引き留めることもなく、茫然と見ていたという。
第三者委員会はB氏が女性社員を危険から守るよりも有力な番組出演者への配慮を優先し、番組出演者と2人きりになるように女性を「置き去り」にしたと認定した。
「タレントU氏もそうですが、下半身を露出したというこの“有力な番組出演者”も第三者委員会のヒアリング要請に応じていないといいます。第三者委員会はフジテレビで何が行なわれてきたかを徹底調査するため、聞き取り調査によって問題だと思われる話が出てきたらさらに調査に動かないとなりません。そこで、タレントやタレントの所属事務所に調査協力を打診するわけです。
過去遡れば、女子アナと会食したことがあるタレントは少なくないでしょうね。第三者委員会のヒアリングに応じるタレントもいたでしょうし、タレントU氏や有力な番組出演者などのように聞き取り調査を拒否したタレントも複数いたと見られています」(前出のワイドショーデスク)