1月23日に芸能界から引退した元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発したフジテレビの一連の問題は、とんねるず・石橋貴明(63)にも“飛び火”することになった――。
3月31日、フジテレビなどが設置した第三者委員会が調査報告書を公表。調査の過程で石橋にもヒアリングを打診していたことが明らかになったのだ。
報告書には10年以上前に飲食店で起きた事案として次の記載があった。
《番組出演者が突如としてズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出した。危険を感じた女性社員は、「私はそういうのだめなので」と荷物を持ち地上階に上がり、外に出てタクシーを拾い帰宅した。番組出演者は引き止めるということもなく、ぽかんと見ていた》
4月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)がこの《番組出演者》が石橋だと明らかにした。
第三者委員会は《番組出演者》にヒアリングを打診したものの《多忙のため協力できない》との回答があったというが、文春報道後、石橋の所属事務所は《第三者委員会から調査に対する協力の打診はあった。ただ、本人の食道がんの検査などで予定が詰まっていてそれどころではなかった。打診を受けたが「多忙のため協力できない」と返信した》とコメントを出すことに。
さらに4月16日、石橋本人が所属事務所を通じて謝罪コメントを発表。かねてより公表していた食道がんに加え、咽頭がんも併発していたと明かしたうえで、《10年余り前のことで記憶が曖昧な部分もありますが、記事にあった方々と会食した覚えはあります。そこで起きた詳細については、かなり深酒をしてたためか、覚えていないのが正直なところです》と説明。
《私自身の至らなさゆえ、かなり羽目を外してしまったかも知れません。同席された女性の方には、不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っております。叶うのであれば、快復後直接お会いして謝罪させていただきたく思います》と謝罪した。
「石橋さんに対しては《声明云々より咽頭がん併発が気になった。病状が心配》と体調面を心配する声も多い一方、やはり批判も少なくありませんよね」(夕刊紙デスク)
ロシア出身のコラムニストでタレントの小原ブラス(32)は4月18日までに自身のインスタグラムのストーリーズを更新。
《「昭和の人間を現在の価値観で批評すな!」みたいなことを言う人も結構いるんだね》といった意見に触れ、《十数年前は昭和じゃないし、10年前には社会に出て働いてたけど、普通に酔ってても異性の前で下半身出すのはNGだったよ。セクハラも絶対ダメだった》と振り返った。また、《例えば10年前って2015年だからね。たかが十数年前のことを「今と基準が違う」ってどないなん》とも指摘した。