■第1位は、“旬”の輝きを見せる2人の女優
1位『あんぱん』視聴率“『おむすび』超え”は必然 今田美桜の「得意」と橋本環奈の「不得意」&視聴者が色気絶賛女優の存在も
4月14日から今田美桜(28)が主演、北村匠海(27)が相手役のNHK連続テレビ小説『あんぱん』は第3週に突入した。子役による幼少期編が終了し、今田が本格的に出演するようになったが、同ドラマでは特に今田や彼女の“妹”の演技に注目が集まっている――。
【以下、『あんぱん』のネタバレを含みます】
『あんぱん』は、国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(こまつ・のぶ)さん夫妻が題材。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶを、北村匠海(27)がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。
4月11日放送回までは主人公・のぶを永瀬ゆずな(9)、嵩は木村優来(9)が演じる幼少期編が展開されたが、同回ラストで7年が経過。俳優も今田と北村へバトンタッチされた。
「今田さんが成長したのぶを演じてから1週間も経っていませんが、元気いっぱいに我が道を生きようとする“はちきんおのぶ”をとても生き生きと演じていて大好評です。何かを決意する時や、気心知れた相手には少し低い声で話す姿も《ときにドス利いた声になる今田美桜、ジワるな(笑)》などと高評価を得ています」(テレビ誌編集者)
先週末11日放送回では、今田演じるのぶは嵩とその弟・千尋に通学中に道を譲られ、「お先に失礼します」とおしとやかな口調であいさつ。しかし直後には「マンガ読みながらノロノロ歩きよったら、遅刻するでボケ!」と乱暴な言葉を吐きながら振り返り、一礼し、ひしゃげた鬼のような変顔を披露。「ほいたらね!」と、青空の下、のどかな田んぼ道を元気いっぱいの笑顔で疾走する姿を見せた。
そして15日の放送回では、女性に出場権がない町内運動会のパン食い競争に強引に出場して、男性陣を追い抜きゴールする、力強い疾走姿を見せた。
そんな“走り”が印象的なのぶを演じる今田は、歴代最多3365人が応募したオーディションから『あんぱん』主演の座を勝ち取った。このオーディションでは“異例”となる「走りのテスト」が行なわれたことが明らかとなっている。
『あんぱん』の制作統括・倉崎憲は、4月14日配信の『スポニチアネックス』で、今田の走りを見た瞬間「あ、のぶっぽい」「映像を通して疾走感を持って、のぶのキャラクターを反映させてくれる人だ」と最終審査時に感じたとコメント。さらに演技力はもちろん、「何より“この人を毎朝見たいな”って思わせてくれるまっすぐさ、天真らんまんさ、笑顔も(主演抜てきの)決め手」だったと明かしている。
そんな今田の演技には、
《今田美桜のふざけた顔最高!品がある感じ。そこまで体張ってくれるの?と思うけど、 一方で、 橋本環奈のふざけた顔はうんざりだった なぜ??》
《あんぱん 橋本環奈より 今田美桜の方が はるかに演技上手いね パン食い競走ほんま良かったです》
《今田美桜が演技してるちゃんと見たの初めてやけんど、大きな目で表情豊かでえいやん》
など、直前に放送されていた朝ドラ、橋本環奈(26)主演の『おむすび』(24年度後期)と比較する意見も上がっている。