新時代のヒーロー像を確立した特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズ(テレビ朝日系)は、若手俳優の登竜門として、多くのスターを誕生させている。

 2014放送の『仮面ライダードライブ』で主演を務めた竹内涼真は、4月10日にインスタグラムで、弟で歌手として活動する唯人との2ショットで変身ポーズを披露し、ファンを喜ばせていた。

 竹内はいまや飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優として活躍しているが、彼の他にも多くの売れっ子を世に送り出している。そこで今回は20~30代の元仮面ライダー俳優に注目、10~30代の男女100人に「爆売れした元仮面ライダー俳優」について聞いてみた。(自社リサーチ)

 第7位(3.0%)は、高杉真宙赤楚衛二高橋文哉奥野壮が同率でランクイン。

 高杉真宙は、2013放送の佐野岳主演『仮面ライダー鎧武/ガイム』に出演。フルーツ×鎧をモチーフに多人数のライダーが活躍する作品で、高杉は巨大企業の重役の御曹司で仮面ライダー龍玄に変身する少年・呉島光実を演じた。

 高杉は昨年、吉高由里子主演のNHK大河ドラマ光る君へ』でヒロインの弟役として12年ぶりに大河ドラマ出演。今年1月期放送の上白石萌音主演ドラマ『法廷のドラゴン』(テレビ東京系)で初の弁護士役に挑戦、4月期には北海道放送でスタートしたドラマ『三笠のキングと、あと数人』で柄本時生とダブル主演を務めることも話題だ。

「大河ドラマに出ていた」(38歳/女性/会社員)

 赤楚衛二は、2017放送『仮面ライダービルド』に出演。犬飼貴丈演じる主人公で記憶喪失の天才物理学者・桐生戦兎(仮面ライダービルド)が記憶を取り戻す戦いを描き、赤楚はビルドの相棒で仮面ライダークローズに変身する元格闘家の青年・万丈龍我を好演した。

 赤楚は、今年1月に主演映画『366日』が公開、1月期ドラマ『相続探偵』(日本テレビ系)でも主演を務め、遺産相続専門探偵を演じた。

「この前もドラマに出ていた」(31歳/男性/会社員)

 高橋文哉は、2019年放送『仮面ライダーゼロワン』で主演。高橋演じる、人工知能のリーディングカンパニー「飛電インテリジェンス」の青年社長・飛電或人が、仮面ライダーゼロワンとして人工知能技術を巡る戦いに挑むストーリーだった。

 高橋は、現在放送中の今田美桜主演NHK連続テレビ小説あんぱん』で、朝ドラ初出演。さらに、東日本大震災で職を失った青年役で、西野七瀬とダブル主演を務めた映画『少年と犬』も公開中だ。

「ドラマや映画にずっと出ている」(39歳/女性/会社員)

「最近よくドラマなどで見る」(29歳/女性/会社員)

 奥野壮は、2018放送『仮面ライダージオウ』で、高校3年生の主人公・常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ)を演じた。『仮面ライダージオウ』は時計をモチーフにし、仮面ライダージオウが現在、過去、未来と時空を巡るタイムトラベルライダーとして戦う姿が描かれた。

奥野は、今年3月27日にスタートした本田響矢主演ドラマ『すぱいす。』(BS-TBS、BS-TBS 4K)で、孤高の天才料理人を好演している。

「CMにたくさん出ている」(33歳/女性/会社員)