■“ポケモンぬいぐるみ”潰したベンチに上がった悲鳴
万博に「遊んでい館?」を出店するアミューズメント施設運営会社「ワイドレジャー」が設置したベンチも物議を醸した。
ポケモンをはじめとする複数のキャラクターのぬいぐるみが背を向けた状態で透明なビニールに詰め込まれ、圧縮されてベンチとして設置されている画像がSNSを中心に拡散。《かわいそう》《グロテスク》《これあまりにも悪趣味すぎません…? 自分の好きなキャラクターがこんな目に遭ってるの見たら泣いてしまいそう》などの批判が殺到。
発売元である任天堂は、本サイトの問い合わせに対し、「お寄せいただきました内容を確認いたしましたが、万博での展示については当社が許諾したものではなく、コメントは差し控えさせていただきたく存じます」と回答していた。
ワイドレジャーは4月24日に《大阪・関西万博「遊んでい館?」展示物一部撤去のお知らせ》と題した文書をアップし、問題のベンチを撤去したと報告した。
さらに、今回の万博の目玉の1つとされる「空飛ぶクルマ」のデモンストレーション飛行中に機体のトラブルが起きたことを受け、日本国際博覧会協会は4月27日に「安全性が確認できるまで当面、飛行を中止する」と発表――。
「“並ばない万博”を掲げているにもかかわらず、なかなか入場できず、5時間並んで怒りの声を上げた人もいましたが、いろいろと想定が甘かったのでしょうね。
また、世界から要人も来ることもあり、セキュリティはかなり厳しくなっているよう。それは万博会場でテレビ番組の収録を行なうスタッフ、そして芸能人に対しても同じだといいます。芸能人にも厳しいIDチェックがあるといい、これがかなり厳格で細かい個人情報まで出さないといけないそう。また、スタッフの入場時の手荷物検査も厳しく、スーツケースが持ち込み禁止になっているといいますね」(前出の制作会社関係者)
スーツケースには不審物が仕込めることなどを考慮して、持ち込み禁止になっているようだ。