■中居氏は“強力な弁護団”を組み……

 4月6日放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に出演した中居氏と関係が深い社会学者の古市憲寿氏(40)は「報告書に書かれてないことがいくつかある」と指摘したうえで「中居さんも守秘義務を解除すべきだ」と主張していた。

「中居氏は、これまで依頼していた弁護士とは別の弁護士に相談しているとされ、強力な弁護団を組み、守秘義務契約を解除して“あの日”に何があったのかを公にすることを検討しているといいますね」(前出のワイドショーデスク)

 第三者委員会は守秘義務の対象が2023年6月2日に被害女性が《中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの事実》と《示談契約の内容》であると特定している。

「被害女性側も第三者委員会の調査時に、守秘義務契約を解除してもいいと言ったそうですよね。ただ、この先、中居氏側が解除することを望んだ場合は女性側との話し合いが必要になってくる。当然、女性側にも言い分がありますからね。

 話し合いの結果、守秘義務契約を解除できない可能性もあるでしょうし、何より、なぜ中居氏側は第三者委員会の調査時に解除に応じなかったのか、にも疑問が残る。そして、それがなぜ今なのか……。『女性セブン』の記事にもありますが、解除ができ、反論したとしてもそれが被害女性への二次被害につながる可能性もあると。ですので、かなり慎重に検討をしているということですね。

 一方で、フジテレビ関係者からは、今後中居氏の反論があってもフジでハラスメント文化があったことは変わらない、という冷静な声が聞こえてきています」(前同)

 中居氏の新たな弁護人は『女性セブン』の問い合わせに対して、「現時点でお答えできることはございません」と回答している。

 1987年にジャニーズ事務所に入所してから37年間に渡って芸能界を駆け抜けた中居氏。“引退”が変わることはないだろうが、今後の動きに注目が集まっている――。