■「子どもだろうが、大人だろうが間違わない人はいないから」

 華(永野)は、灯里(竹下)から「私が間違ったことしてたら?」と質問された際に「一緒に謝るよ」「子どもだろうが、大人だろうが間違わない人はいないから」と力強く返答。闇サイト(実はダミー)を操作してカンニング疑惑をほのめかす書き込みを削除するが、「でもね、灯里ちゃんがカンニングしたって事実は消えないからね」とくぎをさしたのだった。

 華は、灯里の父親は自分の上司(海馬報道局長/岡部)だが、一連の内容を灯里が話すまで言わないことを約束するも、会話を盗聴していた進藤経由で海馬報道局長にもバレてしまうことに。華は灯里に告げ口したと誤解され、電話越しに「嘘つき」と言われてしまう――というストーリーが描かれた。

 あくまでも疑惑ではあるが、不倫という倫理に反する行為をした可能性が報じられている永野が演じる役が、同じく倫理に反する行為であるカンニングを咎め、さらに「嘘つき」と言われる構図に視聴者は沸騰。

《女子生徒に「間違わない人はいない」って言ったり、その生徒に「嘘つき」って言われたり、永野芽郁じゃないと成立しない感じになってきてる》
《掲示板から書き込みを削除しても、カンニングした事実は消えないんだよ!…特大ブーメラン刺さってませんか永野芽郁さん》
《子どもだろうが大人だろうが 間違わない人はいないから その通りなんだけども、、 その通りなんだけども! 永野芽郁ちゃんのこのセリフは、まっすぐ聞けない》

 など、ツッコミの声が寄せられてしまっている。

「5月11日の第5話のテーマは、“警察の不祥事もみ消し”……。永野さん演じる崎久保華の口からまた、一連の報道にリンクするような言葉が発せられたら、再びSNSは沸騰することになるでしょうね……」(前出の女性誌編集者)

 過去には、東出昌大(37)が唐田えりか(27)との不倫騒動が起きた後、東出の出演映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』(2019年)が地上波で放送され、劇中のセリフ「法もモラルも関係ない。そんな最低の人間が僕らだ。でも最低な人間にもやっちゃいけないことがある。愛を弄ぶことだよ」に《お前が言うな!》と猛ツッコミが入ったこともあった。

 一部メディアでは、永野の出演部分の一部の再撮影が行なわれているという報道もあった日曜劇場『キャスター』。11日放送の5話以降にも大きな注目が集まる――。