■“貝戦略”も6社が永野芽郁出演の広告削除
5月16日、永野の主演映画『かくかくしかじか』の初日舞台挨拶が東京・丸の内ピカデリーで2回開催され、永野の登壇もアナウンスされていたが、これが取材陣を入れることなく一般客向けのイベントとして開催されることが13日に明らかになった。
「舞台挨拶にメディアを入れないというのは異例の対応です。Xにも《メディア入れ無かったら映画の宣伝にならないよね?》といった疑問の声が上がっていますが、通常の宣伝活動ができない映画サイドには、痛恨の事態ではないでしょうか。
バラエティ番組『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(日本テレビ系)が差し替えになり、田中さんの出演がなくなったことが明らかになっていますが、永野さんの方でも同じような対応があったようです。
“貝戦略”の結果、CMにも影響が。永野さんが広告キャラクターを務めていた6社が広告を削除することになってしまいました」(前出のワイドショー関係者)
5月8日までに永野が広告キャラクターを務めていた「アイシティ」、「JCBデビット」、「サンスター Ora2」の公式サイトからCM動画やバナー画像が非公開に。さらに5月13日、「サントリー」、「三菱重工」、「モスバーガー」が広告動画や画像を取り下げたことが明らかになった。
サントリーは日刊スポーツの取材に《5月13日火曜日午後にホームページ、YouTubeから削除しました。現状を踏まえ、ブランドの本来の価値を伝えることが難しいと判断しました》と、三菱重工は《広告取り下げは事実です。さまざまな状況を総合的に判断し対応しております》と回答している。
「サンスターもサントリーと同様に《ブランド本来の価値を伝えることが難しいと判断したことが理由です》と削除の理由を明かしていましたが、本人サイドが否定してもSNSでは炎上状態が続き、永野さんを起用している企業へ厳しい意見が並んでいますからね。直接の批判もいっていると考えられます。企業として対応せざるを得なかったのでしょう。高い契約料を払って広告キャラクターに起用しているのに、批判を受けてはたまったものではないですよね……。
永野さんのCM契約は11社ですが、現状6社に削除の動きがあった。ただ、仮に不倫関係が事実だとして、認めていたらすべての契約が打ち切られていたはずです。
それでも、モヤモヤが残ったままですからね……。SNSは大荒れですし、永野さんと田中さんには引き続き冷ややかな目が向けられ、この流れは収束する気配はないですよね」(前同)
永野と田中の不倫疑惑は今後もしばらくは世間を騒がせることになるのだろうが、主演映画『かくかくしかじか』は5月16日に公開され、ヒロイン役で出演中の連続ドラマ『キャスター』も変わることなくオンエアされる見込みだ。
芸能プロ関係者はこう話す。
「永野さんサイドは今後も“貝戦略”を続け、『キャスター』の最終回後は、表舞台に出るのを控えることになるのではないかとささやかれています。『キャスター』の最終回は6月中旬だと見られますが、その後、露出の機会を減らして、そこで騒動の収束を待つのではと……。
永野さんは、仲野太賀さん(32)が主演を務める2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で仲野さん演じる主人公・豊臣秀長の幼なじみ役にキャスティングされていますから、同作が本格的に動き出す前までには今回の件での印象を払拭したいと考えているのではないでしょうか」(同)
大騒動となった永野と田中の不倫疑惑。事態は収束へ向かうのだろうか――。