■「名探偵津田」はTBSの大晦日特番候補か

『水ダウ』内の大人気企画「名探偵津田」は、津田がロケや番組収録の最中に事件に巻き込まれ、名探偵として謎解きをさせられ、犯人を見つけるまで抜け出せないという企画。

 2023年1月25日に第1弾「ペンション連続殺人事件」が、同年11月8日と15日に第2弾の「呪いの手毬唄と招かれざる男」が、24年12月18日の『水曜日のダウンタウン2時間スペシャル』で第3弾「怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜」が放送された。

「今や『水ダウ』は、各局のバラエティ番組の中でも“トップクラスに面白い番組”と高く評価され、同番組の愛好家も多数いますが、その中でも『名探偵津田』は社会現象になるほどの大ヒットコンテンツになりました。

 ガイド役の女優・森山未唯さん(25)も同企画をきっかけにブレイク。第3弾では津田さんの実の母親も登場し、森山さんとのラブシーンでは、津田さんは母親に見つめられてキスできないという爆笑シーンもありました。

 そんな『名探偵津田』ですが、一部関係者から“TBSの大晦日特番としてやるのはどうか”という提案があったそうなんです。提案者は、『絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)をイメージして“『名探偵津田』を大晦日特番に”と推したのではないでしょうか」(前出の民放キー局関係者)

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』から生まれた『笑ってはいけないシリーズ』は2006年から20年まで15年間にわたって日本テレビの大晦日特番として放送され、10年から20年まで民放トップの世帯視聴率を記録していた。しかし、コロナ禍で収録が難しくなり20年を最後に放送はない。

「『笑ってはいけないシリーズ』は文字通り笑わないことが主題ですが、ダウンタウン松本人志さん(61)と浜田雅功さん(62)をはじめとするガキ使メンバーが課題をこなしたり、謎解きをすることもありましたからね。『名探偵津田』にも重なる部分が多々あります。

 それに『名探偵津田』は回を重ねるごとにスケールが大きくなり、第3弾ではホテルを借り切っての撮影でしたからね。『水ダウ』スタッフらによる緻密な構成と伏線の見事さもあり、長尺にも耐えられるコンテンツとして大晦日特番としても十分に成立しそうですよね」(前同)